角川文庫<br> 血と砂

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角川文庫
血と砂

  • 著者名:立原正秋
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • KADOKAWA(2014/06発売)
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  • ISBN:9784041298244

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内容説明

9月初めの仮面舞踏会の夜、下弦の月が照らす広い庭を里子は眺めていた。その時、枯山水の白砂を踏んで、痩男の能面をつけた若い男が近づいた。夢幻能のようなその場面が、北ノ庄浩作との奇妙な出会いであった……。鎌倉の剣道場を破門された浩作は、繁栄と享楽の時代に身を置きながら、そうした自分を冷めた意識で見ていた。陽光溢れる湘南の海辺と街を背景に、70年代初頭の放恣で無軌道な青春の光と影を、虚無とペシミズムの色濃い視線で捉え、鮮かに定着した長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なちょす

1
日活ロマンポルノっぽい。太陽族というらしいが、こういう刹那的快楽主義な世界が昔はあったんや~。プレイボーイの浩作といい弾けちゃってるマダムたちといい、誰一人共感できなかったが、ドタバタが読みだしたら止まらなかった。官能小説っぽくないのは、文体が簡潔で品格があるから?2016/03/11

モモイロペリカン

0
こんなにも乱痴気なのに、虚無。2023/01/22

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