「学校に行きたくない」って誰にも言えなかった―不登校に込められたメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784938874117
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3037

内容説明

子どものこころが見えていますか?明日の朝のことを考えると、からだが震える。ファミコンをやってても考えているのはゲームのことじゃない。進路の歴史は、親への抵抗の歴史。息を止めて海にもぐるような気持ちで、教室のドアを開けた。これは家族じゃない、他人の集まりだ。毎日、死ぬことばかり考えていた。母に泣かれた時は超つらかった。不登校を体験して、だから今の私がいる。

目次

私を支えてくれた不登校の子どもたち
親と子の対話(「行かないんじゃない、行けないんだ!」「親としては、それでも学校に行ってほしい」;「学歴より、夢を追いかけて生きていきたい」「学校に行かなくてもいいよって、最近やっと言えるようになりました」;「ファミコンを金庫にしまわれちゃって」「私も隠しましたよ。どこの親も同じなんだね」;「やりたいことがあれば、どんなことだってがんばれる」「現実問題として、学力面がいちばん心配です」;「母親の愛情ってすごいなあって思う」「女房に、お父さんも考えてくれなくちゃと言われましてね」)
わが子が不登校になった時―親として何ができるのか
生きる主体としての「自分」をつかむ旅―人として育つ力にふれて

著者等紹介

荒井裕司[アライユウジ]
1947年長野県生まれ。公立高崎経済大学経済学部卒業。高校再受験の予備校設立、不登校の子ども達のためのサポートアカデミー(フリースクール)設立を経て、’92年東京国際学園高等部を創立。’95年登校拒否の子ども達の進路を考える研究会を設立。現在、同代表のほか、遼寧中医大学附属日本中医薬学院理事長、全国通信制サポート校協議会会長等を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みさき

2
とにかく読んでいて辛かった。こんなに子供のことを考えて理解しようとしてくれる親が居るのかと愕然としてしまった。また、親の立場から見ても、この体験談は妬ましくしか思えないのではないかとも思った。体験談を聞いている親の中には、苦しんでいる子供にただただ「学校に行け」という親もいたが、それを笑いながら話しているということに嫌悪感でいっぱいになってしまった。現在進行形で「不登校」という問題に直面している人や、後遺症で苦しんでいる人は読むべきではない。2017/04/27

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