内容説明
マルコ・リンゲ、神聖ローマ帝国第18代大公殿下にしてCIAの雇われ工作員。驚異的な記憶力と語学力を武器に、陰謀渦巻く世界を舞台に活躍する。世界を震撼させた9・11テロから3カ月、マルコはホワイトハウス特別顧問から極秘の捜査依頼を受ける。あのテロ事件の裏にアメリカ人が関与し、その人物はCIA内部の人間だと言う。捜査を進めていくうちにマルコは、恐るべき新たなテロ計画が進行していることを確信する…。世界の大ベストセラー『プリンス・マルコ・シリーズ』の復活第1弾。
著者等紹介
ド・ヴィリエ,ジェラール[ドヴィリエ,ジェラール][De Villiers,G´erard]
1929年パリ生まれ。大学で政治学を専攻し、卒業後の1956年、ルポ・ライターとしてジャーナリズムの世界に入る。以後ニュースを求めて世界各地をまわり、やがて1966年よりスパイ小説、『SASプリンス・マルコ・シリーズ』を発表しはじめる。同シリーズは現在までに150点以上刊行され、世界8カ国に翻訳され、総売上げ部数1億6000万部を誇る世界的大ベストセラーとなっている
小林修[コバヤシオサム]
1954年生まれ。武蔵大学大学院仏文専攻中退。仏文翻訳家
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感想・レビュー
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uryutalk
1
お久しぶりのプリンスマルコシリーズ。2004年に発行されてましたね。いつの間にか東西冷戦は終わって、テロが跋扈する新世紀になっても我らがプリンスは相変わらず城の修理代を稼ぐ為に雇われ工作員をやってました。911テロの裏にはCIAの工作員が絡んでいた、という衝撃的な展開で進む内容だけど、携帯電話やインターネットが出てきて、ハードディスク交換したらメールは残らないとか、なんか「?」な設定もあったりなんかして、ちょっとマルコっぽくない感じがするのは間が空いたせいだよな。2019/10/29
azur
0
アフガンの洞窟の中で「シラミと一緒に暮らしている」ような連中が、あの9.11テロ事件を組織できるわけがなく、元CIAのアメリカ人のシンパいたという話。いつもの通り面白い。2015/06/28
慧
0
★1/22004/03/31
ありさと
0
フランスのスパイものってどんなかしらと思って読んでみたが三割ポルノで全体にたいくつ……が設定的にはわりと面白いし読み通せたしたいくつな半分くらいは訳のせいな気もする。2022/11/16
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