内容説明
「自分をどう魅せる?」から自由に見えるあのひとが考えていること。
目次
かざらないひと1 「面白さ」を大事にするひと 赤江珠緒(モヤモヤを行ったり来たりする;山をぐるっと回って考えたい ほか)
かざらないひと2 「納得」を大事にするひと タサン志麻(自分の思いをうまく言葉にできなかった;不器用だからこそ誰よりも努力した ほか)
かざらないひと3 「意志」を大事にするひと 高尾美穂(自分は「凡人」だと感じたから;嫌がらせする人を達観して見ていた ほか)
かざらないひと4 「普通」を大事にするひと 堀井美香(人に見つからないように全力疾走;「東京の普通」に負い目を感じて ほか)
かざらないひと5 「気持ち」を大事にするひと 佐藤友子(10代で自分をリセットした;「本当の自分」はノートのなかに ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
62
赤江さんのインタビューを読みたくて手にしました。「たまむすび」という番組は、不思議な番組だったと思います。仕事があるので、毎日は聞くことができなくても、ずっとそばにいてくれたような。それは赤江さんだけのものではないけれど、そう思わせてしまう何かがありました。活字でありながら、そばで話してくれているような感覚で読みました。堀江さんもある番組をきっかけにして大きく変化された方です。タサン志麻さん、髙尾美穂さん、佐藤友子さんは初めての方ですが、皆さんギラギラしていない自然体な姿が美しいなと感じます。2024/04/22
読書は人生を明るく照らす灯り
21
読書好きで、負けず嫌いで、頑固で努力家で収入が最低限以上ある!という人がかざらない自分で生きているのかもしれない。2024/07/08
K1
16
世の中と折り合いをつけながら、自分のものさしで生きている5名(赤江珠緒→タサン志麻→高尾美穂→堀井美香→佐藤知子ー敬称略)のインタビュー集。子ども時代から現在まで語ってもらっていますが、それぞれの今に至る過程がわかりやすく書かれています。2024/04/21
もちこ
11
タイトル通り、自分の生き方に芯を持っている女性たちのお話をじっくり読めるインタビュー集。 ありのままの自分で過ごすという憧れの生き方を実現されている方達の言葉は、キラキラと輝くだけでなく、そこに至るまでにしてきた苦労や、大切にしている感覚なども伝えてくれているので、とても参考になるし、「私もまだまだがんばれる」という気持ちにもさせてくれる。 インタビュアーの方が、相手の言葉の真意を汲み取り、寄り添って質問をされていることにも、温かみを感じて素敵だと思った。2024/03/03
グルト
8
インタビュー中心なので雑誌みたいにさらっと読める。この本で初めてタサン志麻さんのこれまでの苦労を知って、器用そうな方というイメージから、苦しくても自分を曲げない人というイメージに変わった。他人はどの人も立派に見えるけど、みんな苦労していて、不安もありながら過ごしている。隣の芝は青い。2024/09/13