内容説明
天風の人生と、「実践法」を深化させた3人の弟子に学ぶ。
目次
はじめに 人生を好転させる天風哲学の「真髄」
第1章 なぜ、成功者は天風思想を学ぶのか―天風の一生に学ぶ「運命の拓き方」
第2章 絶対積極で生きる―天風会第二代会長・安武貞雄が到達した「絶対積極」
第3章 生かされて生きる―天風会第四代会長・杉山彦一が実践した「いのち」の哲学
第4章 悟りを実体験する―森本節躬が深化させた「安定打坐法」
おわりに あなたも「天風の悟り」を追体験できる
著者等紹介
池田光[イケダヒカル]
経営コンサルタント。作家。有限会社池田事務所代表取締役。出版社「本心庵」を主宰するかたわら、「成功哲学」「中国古典」に親しみ、執筆を行う。立花大敬のほか、中村天風、斎藤一人、横山丸三(淘宮術)などの人物にも造詣が深い。中村天風の解説に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN
4
多くの宗教のように死んでから天国や極楽に行くのではなく、いま生きているこの世を天国にし、極楽にしようとするのが天風哲学。2024/11/19
可不可
4
再再読しました。天風先生の歩みを「自力(小さな自力)→他力→自力(大きな自力)」とスパイラル状の高まりと性格づけ、天風先生の生涯がていねいに描かれています。これをベースに、天風哲学を「他力(宇宙霊の悟り)」を経たうえでの自力の哲学だ、と説かれています。この捉え方は、著者の創見になるもので、とても啓発的です。3回目の読書ですが、教えられるところ、気づかされるところが多々あり、読みながら考えさせられる一級の解説書だと思います。これからも、再読し続けたいと思います。2022/08/10
Go Extreme
4
人生を好転させる天風哲学の真髄 なぜ、成功者は天風思想を学ぶのか: なぜ、大谷翔平は圧倒的成功を収めたのか 頭をカラッポにせよ 病気にならない=肉体で域内 天は自ら助くるものを助くの意味 神仏には依存せず感謝 学ぶ姿勢 絶対積極で生きる: 諦念の境地 病んでるのは、病じゃなくて気だ 他力と自力の違い 静かなる積極 生かされて生きる: 進化の再頂点に立つ人間の強い生命力 理入と行入で頭を整理する 悟りを実体験する: 内面の充実なき成功は危うい 雑念や妄念は放置していい もう怒らない、怖れない、悲しまない2022/05/19
可不可
3
天風先生の本、および天風哲学の解説書を多数(数えると43冊)読みましたが、これはベスト3に入ります。天風先生の著書も含めてベスト3です。■第1章では、天風先生の生涯が描かれていて、読み進むとどんどん引き込まれ、天風哲学の高みへと昇っていく感じがしました。■また、第2章・安武貞雄(天風会第2代会長)、第3章・杉山彦一(天風会第4代会長)の生涯も描かれていて、弟子の観点から天風先生が浮き彫りにされ、今までにない学びがありました。エキスが詰まっている感じです。圧巻でした。 2022/04/11
可不可
2
読み返したい部分があって、軽く読み返しているうちに、すべて再読してしまいました。やっぱりこの本は、すごい。天風哲学をこれほどインパクト強く教えてくれる本はありません。天風会第二代会長の安武貞雄氏の生涯(第二章)が読み応えありました。また、著者の天風哲学の学び方(第三章)が深い。考えさせられました。2022/04/20
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