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蜂工場

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909483249
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まふ

118
スコットランドのインバネスに近い島での出来事。子供の頃飼い犬に噛まれてペニスを失った主人公フランクは私生児として学者の父親と暮らしている。精神病院に入れられている兄のエリックが病院を脱走した、との報があり緊張する。フランクは蜂を使った不思議な占い盤を作ったりしているが自分はこれまで3人ほど殺した、と淡々と語る。その殺し方も不気味だ。読んでいてどこかおかしい、のに、そのおかしさが読者には分からない。だがある日、自分が何であったかも含めて、すべてが突然明らかになる…。G1000。2023/09/05

harass

79
文庫をようやく見つけ手に入れていたのだが改稿の新訳がでていた。1984年のこの作家の恐るべきデビュー作。分類不能なスリラーものというか。著者の序文と改稿版を新訳したと当時を語る訳者解説あとがきとほかに解説が他に2つもついている。これらを確認したかったのと本文はパラッと読むだけで返却した。こういう異質な怪作はもっと埋もれているはずなのでマイナーな出版社でどしどし復刊していただきたいものだ。紛れもない良悪書。2019/07/14

ずっきん

73
解説にある「信頼できない語り手によるモノローグ」とはまさに言い得て妙である。ホラー的なグロは苦手なので覚悟して挑んだけれど、平気どころかワクワクしてしまった。中二ワールドでもきっちり語り手に同化させる手腕はさすがというべきか。ただし、虚構の構築と語りはよくとも物語としては薄っぺらい。すれたおばちゃんなので「だよね、で?」とばかりにまったくものたりない。「ライ麦畑~」も思い出したけれど、本作は30年前のサブカル系といった読後感だなあ。【漆黒】【常闇】とか【業火】【爆破】に食らいつく娘は喜ぶかもしれない。2019/10/20

南雲吾朗

66
面白い。読み始める前は、題名からSFだと思っていたが、ちょっと違った。ある意味、SFではあるが…。 蜂工場とは何か?モラルの備わってない幼少期の残虐性に目を奪われる。とにかく冒頭から狂気全開で、どうやってこの話がまとまるんだろうと興味深く読んでいった。最後は、なるほどと納得。ネタバレしてしまったら、読んでいる間の面白さが半減してしまう。面白い体験ができた本であった。2019/09/30

HANA

60
スコットランドの「島」に暮らす少年。彼が語る柱に動物の首を捧げる儀礼、精神病院から脱走した兄、そして屋根裏の蜂工場。語りは論理的であるが、その内容が異常極まりないため読んでいてその狂気に絡め捕られそうになる。子供時代は誰もが独自の神話や儀礼を持っているが、成長するにつれそれは失われていく。本書で体験させられるのは他人のそれ。自分自身がかつて持っていたものだから、それに容易く巻き込まれる。弟や親類に行った事や蜂工場の描写にも関わらず、読み終えた時の印象は静謐。それは本書が子供時代の無垢と直結しているからか。2019/06/25

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