モラハラ夫と食洗機―弁護士が教える15の離婚事例と戦い方

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モラハラ夫と食洗機―弁護士が教える15の離婚事例と戦い方

  • 堀井 亜生【著】
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  • 小学館(2023/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093115292
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C2077

出版社内容情報

弁護士が伝えるモラハラ離婚の実態と勝ち方

3時間を超える説教、
一瞬の休憩も許されない家事地獄、
エアコン禁止で死の恐怖に襲われた夏、
夢見た新居はなぜか「空っぽ」…

・・・・・こんな夫からのモラハラ事例が、本書には15例も登場します。そして
・妻が別れを決意した〔モラハラの実態〕と具体的な希望、
・それらを踏まえた〔別れるための戦略〕、
・モラハラ夫が生まれてしまった理由や背景を探る〔分析〕
――が、2000件を超える離婚・恋愛トラブルを扱ってきた弁護士だからこその視点と説得力で語られます。

〔実態〕で生きにくさの原因に気づき、
〔戦略〕で正しい別れ方を学び、〔分析〕で過去に決着をつけ自分らしい腹のくくり方を知るーー
その先に待つ「一度しかない人生を、自分で考えて生きてほしい」、そして本書が「モラハラで悩む方の一助となる」のが著者の願いです。
家族のあり方が多様化する今、パートナーとの関係を見直し、自分の足で生きるうえで必読の本が生まれました。

さらに『夫の扶養からぬけだしたい』『夫婦を続ける自信がない』などの著書をもつ、ゆむいさんによるモラハラまんがも掲載。

そして「食洗機」の謎とは・・・・?


【編集担当からのおすすめ情報】
【登場するモラハラ夫たち】
●論破履き違え夫
●にわか独自教育夫
●「食洗機は敵」家事監督夫
●「質素こそ正義!」美容禁止夫
●地方名家の二世夫
●一見ジェンダー平等夫
●シン・ドケチ夫
●平成生まれの伝統的モラハラ夫
●令和のかまってちゃん夫
●何でも書面作成夫
●過去の栄光にすがりまくり夫
●エセSDGs夫
●コンプラ違反強制夫
●気づきと感謝自己啓発系夫
●本末転倒巨大エクセル夫

【コラム】
「モラハラでは離婚できない」のか
人づき合いのない夫に潜む危険
具体的な「証拠」の集め方
弁護士への相談・依頼方法
離別のゴールは人それぞれ
モラハラ夫の共通点
子どもに「悪い」と思いすぎないで
財産分与を正しく得るには
モラハラ夫と食洗機

内容説明

モラハラでも離婚はできます。それを伝えるべく、本書を執筆しました。2000件超の離婚・恋愛トラブルを扱ってきた女性弁護士が実例を元に明かす戦略とモラハラ夫が生まれた理由。

目次

論破履き違え夫―支離滅裂な3時間超え説教、シメは金切り声で「これだから女は」
にわか独自教育夫―「魚を食べると頭が良くなる」からと子どもにはサバ缶、自分は唐揚げ。
「食洗機は敵」家事監督夫―一瞬の休憩も許されない「家事地獄」、妻の一日は掃除に始まり掃除で終わる。
「質素こそ正義!」美容禁止夫―ボロボロな姿で相談に現れた妻、第一声は「美容院に行きたいんです」
地方名家の二世夫―長男が同級生に放った「お前なんて俺の寄生虫」、それは夫の口癖だった。
一見ジェンダー平等夫―「理解ある夫×キャリアウーマン」で理想の夫婦になれるはずが…?
シン・ドケチ夫―シンプルを通り越してもはや殺風景、新婚2年目の我が家は“空っぽの家”
平成生まれの伝統的モラハラ夫―令和の時代に「男尊女卑」、時代に抗い亭主関白を唱える若きモラハラ夫。
令和のかまってちゃん夫―守ってあげたい“可愛い”系のはずが「いびきがうるさい!」と突如キャラ変。
何でも書面作成夫―「円満にしろ!」「感謝しろ!」人の気持ちは書面で縛る、超堅物夫。
過去の栄光にすがりまくり夫―輝いていたのは遠い過去。思い出の中だけで生きる悲しい見栄つ張り夫
エセSDGs夫―エコを叫んで脱エアコン、「このままだと子どもが熱中症で死ぬ」という妻の叫び。
コンプラ違反強制夫―妻も子どももみんな“共犯”、家族のモラルを破壊するザ・モラハラ夫。
気づきと感謝自己啓発系夫―“或長沼”にハマった夫。家庭を顧みずに執心するのはSNSとマウント取り。
本末転倒巨大エクセル夫―超非効率な家計簿地獄。夫の不思議な言動と謎ルールの背景にあるもの。

著者等紹介

堀井亜生[ホリイアオイ]
弁護士。北海道札幌市出身、中央大学法学部卒。堀井亜生法律事務所代表。第一東京弁護士会所属。離婚問題に特に詳しく、取り扱った離婚事例は2000件超。豊富な経験と事例分析をもとに多くの案件を解決へ導いており、男女問わず全国からの依頼を受けている。また、相続問題、医療問題にも詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

79
弁護士が書いたモラハラ離婚の事例が15と「モラハラで離婚できますよ」アドバイス。2pのマンガで事例紹介されているのが読みやすい。なんでこんなことまで我慢するの?と思われるが渦中だと分からないものかな▽事例をベースにしていますが、特定の個人、コミュニティ、文化をおとしめるものではありません。との脚注あり。典型例で書かれている感じ。モラハラに至るのはコンプレックス、見栄、ケチ、思いやりの無さの果てですね。ところでウチのが「オレは偉いんだ、もっと褒めてのばせ」と執拗に言ってくるのはモラハラですかね。2023/05/09

たまきら

54
新刊コーナーより。離婚事例を多く扱ってきた弁護士が、難しいとされるモラハラ離婚(あるいは別居)を実現させることができた15例を紹介している大変わかりやすい本です。いや、これは面白い。モラハラ男性にありがちなことがパターン化されているので、これから結婚を考えている女性は学ぶことが多いのでは。モラハラ男性を発見するバロメーターの一つが「食洗機」というのは巧い表現だと思いました。…これを読んでいる間夫がソワソワしっぱなしでした。大丈夫ですよ、今のところは捨てませんよ~。2023/05/31

kitten

18
図書館本。興味本位で読んでみたが、かなり怖かった。この本で出てくるモラハラ夫の特徴は、理系で(割と)高収入、食洗器を毛嫌いする、学歴コンプレックスあり、ケチ。私も当てはまるところはあるな。まず何よりも、夫が妻を「見下している」ところが、すべての元凶だろう。近年、急速に増えてるモラハラ案件だけど、これはほかのハラスメントと同じで「昔からずっとあったけど、最近になってようやく問題にされはじめた」だけだな。問題が可視化されてきた。たぶん、「みんなこれくらいやってる」って思ってるよ。2024/04/07

メチコ

18
モラハラが事由となった15の離婚事例。 モラハラにもいろいろなパターンがあるのだなぁと読んでいて思うなど。 メチコ家にはそういった兆候がまったくないおかげか、冷静に客観的に読み進めることができた。 そもそもモラハラ気質というのは交際中には隠しているものなのか、それとも本人も気付かない潜在意識下に潜んでいるものなのか。 交際期間の極端に短い結婚は要注意。 モラハラと戦うには証拠を集めよ。 孤立は危険。 友人などの外部との繋がりは大事。 ヤバイをヤバイと気付けないヤバさがそこにはたくさんありました(語彙力2024/03/25

お咲さん

16
いろんなタイプのモラハラ夫の例か書かれた本。モラハラ夫と言っても多種多様だなと思わせてくれる。モラハラでは裁判に勝てない本当の意味や証拠の集め方も、これまでとは少し違って理解が深まった。目から鱗という感じ。モラハラに悩んではいるけど、どうしたらいいかわからない人には、なんとかなるかもしれないと未来に希望が見出せる話が詰まっているので、一読を勧めたい。できるなら、男性側が受けるモラハラについての書いてもらえたらと思う。モラハラ、どうも妻が受ける話が多いので。2023/10/03

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