感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
42
自分の体なのに、なんだか囚われている気がするー実はみんな一度はそんな気持ちんあったことがあるのではないでしょうか。著者の自分の持つ「違和感」に正直でいようとするスタンスは素晴らしい。多くの人が共感できるところがあると思います。…わたしは服のタグにすごく共感しました。服を購入して最初にすることがタグを切ることですし、縫い目が肌に当たるのがすごく苦手です。そういうちょっとした「さわる」こと、もっと正直に言って、生きていいと思うな。2024/10/31
Yuka
6
アメリカのコミックエッセイの翻訳本。絵柄があんまり好みではないのでコミックとして良いとは思わないけれど、揺らぐジェンダーのアイデンティティが描かれていて、当事者の葛藤や苦しみを理解する助けになる本だと思った。 作品の中で初めて知ったオートアンドロフィデアやスピヴァック代名詞とか、まだまだ知らない世界があるのだなぁということを知った。 おそらくLGBTQ+に関してはカテゴライズはうまくいかないからこそ、「理解した」といえる日は一生訪れないのだろうけれど、理解しようとする姿勢だけは続けたいなと思った。2025/06/22
ebi_m
2
自叙伝漫画。すごく切実な作品だと感じた。女の子として生まれた著者が、女の子になりたくはなく、かといって男の子になりたいわけでもないらしい、と自分を見つめて、生きかたを見つけていく姿が、自身にとっても切実だし、どこかに確かにいるこれを読んで助けられる人にも切実。私にとっても恋愛しなくていいとか、着たくない服を、下着を着なくていいとか、そういう自由を自分に与えることは、必要。/各種創作物を愛好して、ごく自然にファンフィクションを作ったり、日本の漫画も読んでて、なんだか他人事でなかった。2025/05/07
Yukipitasu
2
クラファンで入手した本。自分はノンバイナリーではないけれど共感できる事も多かったし、性的な事をへの向き合い方の変遷について赤裸々かつカジュアルに書かれてて共感できると同時に軽く読めて面白かった。 AFAB(出生時女性と割り当てられた人)がノンバイナリーやトランスジェンダー男性、ジェンダー・クィアとして生きる若者に関しこの傾向はミソジニーだと言われてしまってクソ悩む等身大な人間のリアルな心情は必見。これ言った親戚のレズビアン・フェミニストは説明を分かってくれ、別れの際には立派な女性と言いかけ大人と笑顔で訂正2024/08/13
TorysGirly
0
米の漫画エッセイ。興味深く読んだが、日本語は英語と比べると人称代名詞の重要度が著しく低いので、その点はあまり踏み込めず。個人的にはシスヘテロという圧倒的マジョリティの立場に居るので、本質的に感情を理解できるのかと問われると恐らくNOと言うしかない。あくまで慮る事しかできない事に葛藤を抱きつつ、逆に未だ争点化されていない点において圧倒的マイノリティである事についてどう自分を納得させられるのかという事については全く解決策が見つからないという感じ。2025/02/15




