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内容説明
思わぬ活躍で有名になったハルヒロと仲間たち。自信を付けた仲間たちと、悩み続けるハルヒロのもとに後輩となる義勇兵達が現れる。そこにはハルヒロの記憶に残る名前を持った少女もいた。そんななか、オルタナの街はオークたちの居座るデッドヘッド監視砦の奪還に向けて動き出していた。報奨金目当てに作戦参加を決めたハルヒロたちは、レンジやチョコたちと共に初の大規模戦闘を戦うことになる。灰の中から生まれた冒険譚は、いま大きな節目を迎える!
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- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
60
今回はメリイとの連携もできてきたパーティーが、辺境軍や他の義勇軍たちとともにオーク砦攻略に参加するお話。強敵相手に力押しで危険は不可避な攻略戦は、局面局面でどうするのかシビアな判断の連続という状況で、重要なキーマンになりそうだったチョコですら、助けようとして間に合わないという厳しい現実付きで、あっさり殺されてしまうとは思いませんでした。レンジたちでも厳しい戦いは、パーティーの中核といってもいいモグゾーの、これまで以上の奮闘なしには乗りきれなかったと思いますが、あの引きは。。。どうなってしまうか心配ですね。2014/05/27
ナカショー
51
非常に面白かった!バトルも非常に白熱して盛り上がったんですけど、絶対重要キャラだろと思っていたチョコがあんなにあっけなく死んでしまうとは思ってもみなかったです。それにモグゾー。最後の奮闘で俺はウスノロなんかじゃない!と叫んでたシーンはメッチャ興奮したのにな……。ああ、モグゾー……。2016/04/08
まりも
47
今回はオーク戦。オークを倒して冒険者としては一人前ということもありハルヒロチームは初めての大規模戦闘に挑戦する。今までもそうだったんだけど相手はRPGの雑魚キャラの筈なのに本作では尋常じゃないくらいの絶望感と緊張を与えるんだよな。普通は圧勝の筈なのにページを一つめくるとあっさりとキャラが死んでたりと十文字青の作品は爆発力が違う。死亡フラグ立てまくっていたモグゾーはどうなるのか。次巻が早く読みたい。2014/03/26
ツバサ
42
ハルヒロの知り合いのチョコが登場して、これはひょっとしてって思ったけどあっさり逝っちゃって結構ショックでした。あとオーク達との激しいバトルでどのキャラも一歩間違えたら死ぬ感じだから読んでてハラハラした。そして最後、えっ!?ここで終わるの?って感じで終わったので続きが気になります。2015/12/15
花揶〓書店員
41
「ヒロはいないの。好きな人、とか。気になる子、とか」どう返事をすれば良いのか迷って、考えて、心臓がばくばくした。これはチャンスなのかと思ったけど、君はいつだって、他の誰かを好きだから。「いないよ、いたら言うって」「……へたれんぼう」君は気付いてるのかも知れない。喜んで欲しくて、笑って欲しいのに思い通りに行かなくて悩んだり、炭酸を唸りながら飲んだり、コーンポタージュをコンポタージュと言ってふうふうする、本も読まない、音楽も聞かない、飽き性で捕らえ処の無い君の事が、君の事だけが、ずっとずっと——好きだって事。2016/02/01
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