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内容説明
儒教・仏教という知的伝統と、西洋哲学という新たな知が出会った明治。近代化と伝統の間で花開く新たな知の深層を明らかにする!
目次
第1部 儒学と近代日本(西田幾多郎の「修養」と「研究」、夏目漱石の「こころ」の苦悩;西周と陽明学―「生性〓(さっ)記」における「当下便是」説批判をめぐって
蔡元培と井上円了における宗教思想の比較研究)
第2部 仏教と近代日本(釈迦信仰の思想史的展開―『悲華経』から大乗非仏説論へ;日本近世仏伝文学の世界;梵暦運動史の研究―一九世紀の日本における仏教科学の展開;日本近代における伝統の「発見」―井上円了の『仏教活論序論』;井上円了の「近代佛教」)
第3部 哲学・文化と近代日本(「美学」受容に見る明治期の人間観―西周の「美妙学説」を手掛かりに;大西祝と『良心起原論』;個の確立と善なる世界―西田幾多郎『善の研究』における人間観と世界観)
著者等紹介
吉田公平[ヨシダコウヘイ]
東洋大学名誉教授
岩井昌悟[イワイショウゴ]
東洋大学文学部准教授
小坂国継[コサカクニツグ]
日本大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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