継続する植民地主義とジェンダー―「国民」概念・女性の身体・記憶と責任

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784902163582
  • NDC分類 367.221
  • Cコード C3036

内容説明

大日本帝国「臣民」/日本国憲法下の「国民」概念及び植民地教育に現れた民族・階級・ジェンダーの関係性、また「慰安婦」制度・公娼制度に現れた女性の身体とその言説に現れた民族・階級・ジェンダーの関係性、さらに1990年代の「慰安婦」問題解決運動を取りまく日本社会や韓国社会に現れた継続する植民地主義とジェンダーの関係性を分析したものである。

目次

第1部 日本「臣民」/「国民」概念をめぐる植民地主義とジェンダー(帝国/植民地における「臣民」とジェンダー―兵役義務・参政権・義務教育制;植民地教育とジェンダー―教育版植民地近代化論批判;戦後日本の「国民/非国民」の再構築とジェンダー)
第2部 女性の身体をめぐる植民地主義とジェンダー(朝鮮植民地支配と「慰安婦」戦時動員の構図;植民地期・解放直後の朝鮮における公娼認識)
第3部 継続する植民地主義とジェンダー・ポリティックス(女性国際戦犯法廷が乗り越えたものと乗り越えなかったもの;「慰安婦」問題と脱植民地主義―歴史修正主義的な「和解」への抵抗;在日朝鮮人女性と日本軍「慰安婦」問題解決運動―一九九〇年代のヨソンネットの運動経験から)

著者等紹介

金富子[キムプジャ]
青森県生まれの在日朝鮮人2世。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了、同大学院にて学術博士号取得(gender history)。現在、東京外国語大学大学院教授。専門は、ジェンダー史・ジェンダー論、植民地期朝鮮教育史。著書に『植民地期朝鮮の教育とジェンダー―就学・不就学をめぐる権力関係』(第1回女性史学賞受賞、世織書房、2005年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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”いうまでもなく慰安所制度とは、日本国家の軍隊である日本軍自らが慰安所設置を立案・管理したのであり、軍の要請を受けた業者による「慰安婦」募集・移送、そのための軍の業者への便宜(軍の渡航証明書)と軍用船などの輸送手段の供与、軍による慰安所規則・利用料金の決定、軍医に寄る性病検査、慰安所業者の選定、建物・食料の供給、軍の慰安所経営の管理・監督、慰安所・「慰安婦」の憲兵などによる監視、コンドーム支給などをまるごと行った。慰安所を利用したのも軍人だけである。また内務省・外務省・台湾総督府・朝鮮総督府などの国家機関2016/10/25

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