出版社内容情報
当時の価値観を知らずに、
真の歴史は理解できない!
家康も予想できなかった倒幕の原因とは?
江戸時代の三大改革というものがありました。享保の改革、寛政の改革、天保の改革で、今でも教科書ではこの三つを改革と呼んでいます。
ところが老中田沼意次の政治だけは「改革」と呼ばず、「田沼政治」と呼んでいます。
ヘンだと思いませんでしたか?
簡単に言うと江戸時代には商業や貿易に対する偏見があり、それゆえ商業立国、貿易立国を目指した田沼は大悪人とされてしまったからなのです。
つまり江戸時代の偏見にいまだに引きずられているということですよ。
(「はじめに」より抜粋)
(目次)
序章 本能寺の変が家康を変えた
第一章 江戸時代の始まりはまだ「戦国時代」だった!
第二章 貿易国家への失敗、キリスト教の脅威
第三章 戦国の後始末、平穏な江戸へ
第四章 綱吉・赤穂事件・三大改革のウソと真実
第五章 なぜ薩長は幕末の雄藩になれたのか
第六章 朱子学が幕府を滅ぼした
内容説明
徳川幕府は朱子学で長期政権を築いたが、その猛毒で滅んだ!まさか、そうだったの!初代、家康から十五代、慶喜まで教科書には載っていない徳川幕府の闇を暴く!
目次
序章 本能寺の変が家康を変えた―なぜ徳川家康は朱子学を導入したのか?
第1章 江戸時代の始まりはまだ「戦国時代」だった!―徳川家康の天下泰平の秘策とは?
第2章 貿易国家への失敗、キリスト教の脅威―なぜ幕府は「鎖国」政策をとったのか?
第3章 戦国の後始末、平穏な江戸へ―それでも戦国の世の中はなかなかおさまらなかった
第4章 綱吉・赤穂事件・三大改革のウソと真実―江戸中期には朱子学の毒が蔓延していた!
第5章 なぜ薩長は幕末の雄藩になれたのか―運命の分かれ道は「関ヶ原」にあり
第6章 朱子学が幕府を滅ぼした―幕府崩壊の原因は家康の「誤算」にあった!
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局(政治部)の記者時代に、『猿丸幻視行』(講談社)で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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