出版社内容情報
人の影と心を盗む恐ろしい魔物に立ち向かう
<マラマンダー><ガーガンティス>の2つの大冒険を経て、親友の絆が深まったハービーとバイオレット。しかし、イアリーの町に現れた優しく美しいマジシャンが、ハービーの家族だと名乗りでたところから二人の気持ちがすれ違い始める。
「信じる」気持ちがゆれうごくハービー。そのすきにつけいろうとする敵の正体は?
伝説の魔物<シャドウゴースト>の謎にせまりながら、少年ハービーが大きな葛藤を乗り越えていく成長物語。
著者はイギリス版「ハリーポッター」のイラストを手がけたことで知られるトーマス・テイラー。世界20か国以上で翻訳出版され、シリーズ累計30万部以上の大人気ファンタジー。
【編集担当からのおすすめ情報】
<マラマンダー><ガーガンティス>は物理的に恐ろしい魔物でしたが、<シャドウゴースト>は心理的に恐ろしい魔物。
甘い香りと美しい光と影が織りなす不思議なマジックショーに見とれちゃ危ない! 読んでいるうちに目の端や背後に気配を感じたら、それは<シャドウゴースト>かもしれませんよ。
内容説明
妖し美し光のマジックショーが始まる!幼いころに両親を亡くしたハービーは、魔海ホテルで忘れもの係をしている。年に一度の光の夜祭りの前日、ハービーの叔母だという美しいマジシャンが現れ、やさしい言葉でハービーをさそうが…。伝説の魔物が音もなく忍びよる、ハービー史上最大のピンチ!
著者等紹介
テイラー,トーマス[テイラー,トーマス] [Taylor,Thomas]
イギリス在住。イラストレーター。児童文学作家。イギリス版「ハリー・ポッター」シリーズのイラストを手がけたことで知られている。本シリーズで、物語の書き手としての才能を開花させ作家デビュー。個性豊かなキャラクターが映像的な描写のもとで躍動する作品は、世界中から注目を集め、20か国以上で翻訳出版される
代田亜香子[ダイタアカコ]
神奈川県生まれ。翻訳家。立教大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。