目次
余力(親を養うということ;社会生活をきちんとしていれば教養は自ずからつく)
改心(寒風吹きすさぶ中に立つ決意;友だちになろうと思われる人間になれ;自分より劣った者を友にする人は成長しない;過ちを改めた清水幾太郎の態度;過ちを改めた者に対する非難の論法)
距離(友と付き合う二つの態度;媚びる恭しさは辱められる;媚びる態度は利己主義から出てくる)
待つ(人生とは八割以上が待つことである;昼行灯で終わる覚悟;人の危うさを知り、信用できる者を見分ける力)
評価(最終的に世間は自分を見てくれる;偽善のメッキは必ず剥げる;欠点を匿そうとするところに偽善が生じる)〔ほか〕
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。英文学者。文明批評家。1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr.Phil.,Dr.Phil.h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞
谷沢永一[タニザワエイイチ]
関西大学名誉教授。1929年、大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。専門は日本近代文学、書誌学。社会評論にも幅広く活躍。サントリー学藝賞、大阪文化賞、『文豪たちの大喧嘩―鴎外・逍遥・樗牛』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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