草思社文庫<br> 東大教授が教える 知的に考える練習

個数:

草思社文庫
東大教授が教える 知的に考える練習

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 07時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 194p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794224972
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

膨大な情報を頭の中でどう知性に変換すればいいのか? 勉強・仕事・人生に応用できる、思考の基になる「考える土台」が身につく。

内容説明

いかに考え、人と違うアイデアを生み出し続けるか?誰もが大量の情報を簡単に手に入れられる今、オリジナリティのある発想力がより強く求められている。本書は独学で東大教授への道を切り拓いた著者が、何をどのように考えていけばいいのかを、自らの体験に即して紹介する。著者がすすめるのは、まず頭の中に「考える土台」をつくり、考える「クセ」をつけること。そのためには物事を普遍化したり、抽象化したり、頭の使い方を意識的に練習することが大切だという。クセさえついてしまえば、あとは「情報は流しっぱなしに」「あがかないで機が熟すのを待つ」など、豊かな発想は自然に生まれていく。

目次

1章 情報洪水時代で変わる「頭の使い方」(情報洪水時代、新しい頭の使い方が求められる;なぜ「考える」ことの価値が高まってきたのか ほか)
2章 頭の中に質の良い情報が集まる「網」を張る(考えている人といない人は、情報の取捨選択の仕方が違う;あらかじめ頭の中に網を張って情報を待ち受ける ほか)
3章 知的に考えるための「調理道具」を揃える(いきなり考えてもうまくいかない理由;ものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつける ほか)
4章 情報は流れてくるまま、流しっぱなしに(入ってくる情報は絞らず、意図的な間口を広げておく;情報そのものより、どう料理して何に使うかが重要 ほか)
5章 頭に残った情報は熟成し、やがて知性に変わる(頭に残った情報は「思考の骨組み」になる;いかに違う情報同士を積極的にくっつけていくか ほか)

著者等紹介

柳川範之[ヤナガワノリユキ]
1963年生まれ。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶応義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。現在は契約理論や金融関連の研究を行うかたわら、自身の体験をもとに、おもに若い人たちに向けて学問の面白さを伝えている。著書に『法と企業行動の経済分析』(第50回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Arisaku_0225

9
直前に読んだ今野雅方『深く「読む」技術』に苦戦したので、同じような本を読んでみる。同じ「考える」という事がテーマの本なのにこんなにも感じ方が違うんだってくらいには本書はすっと頭の中に入っていった感じがする。情報はネット採集のようなもの(意訳)や知識とそれを加工して活用する知恵は違う(意訳)という考えには首肯しすぎて赤べこ状態だった。信ぴょう性の程度は除き、情報に良い悪いは無く、それを活かせるかどうかこそが大事という考えも自分には無かったが大事にしていきたいものだった。2023/06/23

0010

6
無意識に行っているテクニック 関連付け、相違点、自分に置き換えてみる、ということ。 読書が重要ということでした。2021/04/30

そ吉

5
考え方や物事を考え思索する時の癖等を事例や比喩により分かりやすく説明している。 学部の新入生への研究法のガイダンスで頭を柔らかくして思考するアプローチの仕方日本ついて先輩研究者として助言していると言った感じだろうか。 「情報や知識は単一では無く、組み合わせることが大事。その時必要なものは、違うものに共通点を見つけ出す能力や、似たものに違うものを見つけ出す能力」というところは共感できる。★★★☆☆2022/04/25

polythenepam_m

2
6 抽象的な情報を具体化する。経済学の本を読んで、化学の話や恋愛のヒントを見つけるかもしれない。これが本当の学びであり、大学に行く意味だというところが1番だった。そのための網の張り方であり、クセの付け方であり、発想だったりの説明書である。すべての物事には正解はないとか、自分の問題が100%解決される本や情報などないとか、自分のことに置き換えて見るとか、その話を一言でいうととか…明日から知的に考えて生きていきます。2023/02/20

中島 大知

2
本書は、そんな洪水のように溢れる情報との上手な付き合い方や自分の頭で考えるとはどういうことなのかということを分かりやすく解説してくれている。2021/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17412098
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。