社労士が教える 労災認定の境界線

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784897616674
  • NDC分類 364.5
  • Cコード C2036

内容説明

本書は、平成25年1月より、弊社発行「安全スタッフ」へSRアップ21の会員社労士が寄稿した原稿をもとに、労働災害の業務上外の認定基準について「何が業務上・業務外の判断を分けたのか?」について、具体的な77事例を解説したものです。書籍化にあたっては、日々の社労士業務の中で相談が多い事例や、実際の労災手続きの中で直面した困った事例などを、業務上災害として認定されたもの、業務外と判断されたもの、ケガ、病気の労災に区分しまとめました。『業務中のこんなところに、ケガや病気につながる危険の芽が潜んでいるんだ』という視点でお読みいただいても参考になります。

目次

第1章 ケガの労災(業務上)(赴任先の宿舎の階段から転倒し外傷性気胸、肋骨多発骨折;店員が万引き犯を捕まえようとして転倒;印刷会社の営業社員が現業部門を手伝い裁断中に指を切断;工務店社長がトタン張りの最中、屋根から落下し負傷負う;レクリエーションのバレーボールでジャンプし脛骨を複雑骨折 ほか)
第2章 ケガの労災(業務外)(ケアマネージャーが介護認定に訪問した家庭で転倒し骨折;社有車で運転中に相手車とトラブルが発生、傷害事件に;社員旅行で研修中、机の脚に右足を掛け転倒し左手首骨折;ホームヘルパー2人がそれぞれ訪問先で犬にかまれ負傷;出張中、会社指定ホテルに宿泊せず友人宅で火事に遭い火傷 ほか)
第3章 病気の労災(業務上)(複数の職場で就労した労働者がくも膜下出血を発症し死亡;自宅で倒れ病院に入院、容体急変し、くも膜下出血で死亡;注意されていたが自主的に深夜の残業をし、うつ病を発症;スクールバス運転手が園児を送迎中に脳出血を発症;大工が8月の猛暑日に熱中症で病院へ搬送、脳梗塞を発症;介護従業者が施設入居者から目のウイルスがうつり感染 ほか)
第4章 病気の労災(業務外)(ステーキチェーン店のパートが鉄板を荒らす仕事で腱鞘炎に;保育士が園児から手足口病をうつされ感染し休業;パソコン匝瑳が原因で神経障害、不眠症に;IT企業へ再就職した後にうつ病が悪化;労災で寝たきり後に発症した肺がんで死亡;暴行による被災から復帰後の事故で適応障害)