内容説明
「お願い、ヒツジの絵を描いて…」砂漠に不時着した「僕」の前に現れた、不思議な男の子。それは、故郷の星を離れ、6つの星々をめぐって地球にやって来た、小さな王子さまだった。ヒツジの絵を描いてあげた僕は、王子さまと心を通わせ、次第に忘れかけていた大切なことを思い出していく。飛行士として、人間と大地を真摯に見つめ続けたサン=テグジュペリが、私たちに残してくれた贈りもの。やさしい英語で、今新たによみがえる。
著者等紹介
サン=テグジュペリ[サンテグジュペリ][Saint‐Exup´ery,Antoine de]
1900年フランス、リヨン生まれ。海軍兵学校の受験に失敗し、兵役で航空連隊を志願する。除隊後、民間の郵便航空業界に入り、パイロットとして定期郵便飛行に従事する。1926年に作家としてデビュー。その後も航空業にかかわる傍ら、自身の飛行体験をもとに『夜間飛行』『人間の土地』などの名作を生み出す。43年にアメリカで『星の王子さま』を出版。第二次世界大戦中に33‐2偵察部隊に配属され、44年にコルシカ島から偵察飛行に出たまま消息を絶つ
寺沢美紀[テラサワミキ]
米プリンストン大学卒業。ヨーロッパ文化およびロマンス諸語を専攻する。フランスではInstitut d’´Etudes Francaises d’Avignonで学び、エックス・アン・プロヴァンスにあるFondation Saint‐John Perseで翻訳家として働く。現在は夫と共にカリフォルニアに在住。教育系出版社で編集を務める傍ら、フリーランスの翻訳家として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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