海のいる風景―障害のある子と親の座標

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895901796
  • NDC分類 916
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 海が生まれた時、世の中は「不思議の国」になった…。
歩こうが歩くまいが、子どもは障害そのもの、ではない。障害のある子の母親となったとたんに、美しい生き方をしなければならないとかんじさせられるのは、いったいなぜ?
I Care about You…それでも、あなたを放っておけない…。それがケアという言葉の本質。本人は本人であることの、親はその子の親であることの専門家。透明な存在の人間ではなく[わたし]として生きていくために。
母親が気持ちの奥底から語る、重い障害を持つ子どもとの生活を通して織りなされるその子自身であることの世界。    

《目次》
てっちゃん家の話
週末の親子
いのち
「不思議の国」
なんか、ヘン…
善意は厄介なのだ
田舎の優等生
母子入園
親バカと世間サマ
車椅子入店拒否事件
病院は娑婆にあらず
美しいウソ
迷い
決断
子育ての「四大苦」
私はただの無になった
あすなろ療育園
追い詰めるのは誰?
言葉を持たないということ
私は「半人前」でしかない…
うちらの子
「受容」は続く
闘い
研修会にて
その夜
気がついたら、いつの間にか

内容説明

本人は本人であることの専門家、重度障害のある子と母親が織りなすその子自身であることの世界。

目次

プロローグ―てっちゃん家の話
週末の親子
いのち
「不思議の国」
なんか、ヘン…
善意は厄介なのだ
田舎の優等生
母子入園
親バカと世間サマ
車椅子入店拒否事件〔ほか〕

著者等紹介

児玉真美[コダママミ]
1956年生まれ。京都大学文学部卒業。カンザス大学教育学部にてマスター・オブ・アーツ取得。現在、地元の大学で非常勤講師として英語を教える傍ら、児童文学の翻訳を手がけている
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