出版社内容情報
《内容》 あらゆる眼科的疾患・症状を網羅し、その診断・治療法のポイントをもれなくコンパクトに見やすくまとめたマニュアル書。辞書のように引きやすく、日常の診察室で即役立つ一冊。
《目次》
第1章 眼症状の鑑別診断
第2章 眼所見の鑑別診断
第3章 外傷
3.1 化学熱傷
3.2 角膜擦過傷（角膜上皮剥離）
3.3 角膜および結膜異物
3.4 結膜裂傷
3.5 眼瞼裂傷
3.6 外傷性虹彩炎
3.7 前房出血と極小前房出血
3.8 網膜振盪
3.9 外傷性脈絡膜破裂
3.10 眼窩吹き抜け骨折
3.11 外傷性球後出血
3.12 眼窩内異物
3.13 角膜裂傷
3.14 眼球破裂と穿孔性眼外傷
3.15 眼内異物
3.16 外傷性視神経症
第4章 角膜
4.1 点状表層角膜症
4.2 ドライアイ症候群
4.3 糸状角膜症
4.4 兎眼角膜症
4.5 神経麻痺性角膜症
4.6 再発性角膜びらん
4.7 熱性・紫外線性角膜症
4.8 Thygeson点状表層角膜炎
4.9 フリクテン
4.10 翼状片，瞼裂斑
4.11 帯状角膜症
4.12 感染性角膜浸潤・潰瘍
4.13 真菌性角膜炎
4.14 アカントアメーバ角膜炎
4.15 単純ヘルペスウイルス角膜炎
4.16 帯状ヘルペスウイルス角膜炎
4.17 コンタクトレンズ関連合併症
4.18 コンタクトレンズに起因する巨大乳頭結膜炎
4.19 角膜実質炎
4.20 周辺角膜菲薄症
4.21 デレン（凹窩）
4.22 ブドウ球菌性過敏症
4.23 円錐角膜
4.24 角膜変性症（角膜ジストロフィ）
4.25 Fuchs角膜内皮変性症
4.26 Wilson病（肝レンズ核変性症）
4.27 移植角膜拒絶反応
4.28 無水晶体性水疱性角膜症・偽水晶体性水疱性角膜症
4.29 屈折矯正手術の合併症
第5章 結膜・強膜・外眼部疾患
5.1 急性結膜炎
5.2 慢性結膜炎
5.3 Parinaud眼腺症候群（眼腺結膜炎）
5.4 結膜下出血
5.5 上輪部角結膜炎
5.6 上強膜炎
5.7 強膜炎
5.8 眼性酒さ
5.9 眼類天疱瘡
5.10 眼瞼炎，meibom腺炎
5.11 接触性皮膚炎
第6章 眼瞼
6.1 霰粒腫，麦粒腫
6.2 眼瞼外反症
6.3 眼瞼内反症
6.4 睫毛乱生症
6.5 眼瞼弛緩症候群（フロッピー眼瞼症候群）
6.6 眼瞼けいれん
6.7 涙小管炎
6.8 涙嚢炎（涙嚢の炎症）
6.9 急性涙腺炎（涙腺の感染症）
6.10 眼窩隔膜前蜂巣炎
6.11 眼瞼の悪性腫瘍
第7章 眼窩
7.1 眼窩疾患
7.2 甲状腺眼症（Graves眼症）
7.3 眼窩炎症偽腫瘍（非特異的眼窩炎症性疾患）
7.4 眼窩蜂巣炎
7.5 小児における眼窩腫瘍
7.6 成人における眼窩腫瘍
7.7 涙腺腫瘤，慢性涙腺炎
第8章 眼腫瘍
8.1 結膜腫瘍
8.2 虹彩の悪性黒色腫
8.3 脈絡膜の悪性黒色腫
第9章 小児眼科
9.1 白色瞳孔
9.2 未熟児網膜症
9.3 小児における内斜視
9.4 小児における外斜視
9.5 斜視症候群
9.6 弱視
9.7 先天白内障
9.8 新生児眼症（新生児結膜炎）
9.9 先天性鼻涙管閉塞
9.10 先天緑内障
9.11 前眼部と水晶体の発育奇形（異常）
9.12 盲児
第10章 緑内障
10.1 原発開放隅角緑内障
10.2 高眼圧症
10.3 隅角後退緑内障
10.4 炎症性開放隅角緑内障
10.5 ステロイド緑内障
10.6 色素散布，色素性緑内障
10.7 落屑緑内障（偽落屑緑内障）
10.8 水晶体融解緑内障
10.9 水晶体小片緑内障
10.10 急性閉塞隅角緑内障
10.11 台形虹彩
10.12 緑内障性毛様体炎発症（Posner-Schlossman症候群）
10.13 血管新生緑内障
10.14 虹彩角膜内皮症候群（ICE症候群）
10.15 術後緑内障
10.16 悪性緑内障（房水誤方向流出）
10.17 緑内障手術後の合併症
10.18 濾過胞炎
第11章 神経眼科
11.1 瞳孔不同
11.2 Horner症候群
11.3 Argyll Robertson瞳孔
11.4 Adie緊張性瞳孔
11.5 単発性動眼神経麻痺
11.6 単発性滑車神経麻痺
11.7 単発性外転神経麻痺
11.8 単発性顔面神経麻痺
11.9 海綿静脈洞症候群，上眼窩裂症候群（複合性眼球運動神経麻痺）
11.10 重症筋無力症
11.11 慢性進行性外眼筋麻痺
11.12 核間眼筋麻痺
11.13 乳頭浮腫
11.14 脳偽腫瘍（特発性頭蓋内圧亢進症）
11.15 視神経炎
11.16 動脈炎性虚血性視神経症［巨細胞動脈炎（GCA）］
11.17 非動脈炎性虚血性視神経症（NAION）
11.18 その他さまざまな視神経症
11.19 眼振
11.20 椎骨脳底動脈循環不全症
11.21 皮質盲
11.22 非生理的視力低下
第12章 網膜
12.1 網膜中心動脈閉塞症（CRAO）
12.2 網膜分枝動脈閉塞症（BRAO）
12.3 網膜中心静脈閉塞症（CRVO）
12.4 網膜分枝静脈閉塞症（BRVO）
12.5 高血圧性網膜症
12.6 一過性黒内障
12.7 眼虚血症候群［頸動脈閉塞性疾患（OIS）］
12.8 中心性漿液性脈絡網膜症（CSCR）
12.9 視神経乳頭小窩形成（ピット）
12.10 加齢黄斑変性（ARMD）
12.11 眼ヒストプラズマ症候群
12.12 強度近視
12.13 網膜色素線条
12.14 嚢胞様黄斑浮腫
12.15 黄斑円孔
12.16 黄斑上膜（黄斑皺襞，表面皺襞網膜症）
12.17 後部硝子体剥離
12.18 網膜裂孔
12.19 網膜剥離
12.20 網膜分離症
12.21 脈絡膜剥離
12.22 硝子体出血
12.23 鎌状赤血球症
12.24 網膜色素変性
12.25 コロイデレミア
12.26 脳回状萎縮
12.27 錐体ジストロフィ
12.28 Stargardt病（黄色斑眼底）
12.29 フェノチアジン中毒症
12.30 クロロキン・ヒドロキシクロロキン網膜症
12.31 Best病（卵黄様黄斑ジストロフィ）
第13章 ぶどう膜炎
13.1 前部ぶどう膜炎（虹彩炎，虹彩毛様体炎）
13.2 後部ぶどう膜炎
13.3 トキソプラズマ症
13.4 サルコイドーシス
13.5 周辺部ぶどう膜炎（扁平部毛様体炎）
13.6 急性網膜壊死
13.7 Vogt-小柳-原田（VKH）症候群
13.8 細網肉腫（大細胞型リンパ腫）
13.9 手術後のぶどう膜炎
13.10 術後眼内炎
13.11 外傷性眼内炎
13.12 内因性細菌性眼内炎
13.13 カンジダ性網膜炎，ぶどう膜炎，眼内炎
13.14 水晶体過敏性眼内炎
13.15 交感性眼炎
第14章 全身疾患
14.1 後天性免疫不全症候群
14.2 後天梅毒
14.3 先天梅毒
14.4 ライム病（Borrelia Burgdorferi感染症）
14.5 水痘［水痘帯状疱疹ウイルス（VZV）］
14.6 糖尿病
14.7 白子症
14.8 妊娠
14.9 Stevens-Johnson症候群（多形紅斑重症型）
14.10 ビタミンA欠乏症
14.11 神経線維腫症（von Recklinghausen症候群）
14.12 結節性硬化症（Bourneville症候群）
14.13 Sturge-Weber症候群（脳顔面海綿状血管腫症）
14.14 von Hippel-Lindau症候群（網膜小脳毛細血管性血管腫）
14.15 Wyburn-Mason症候群（ブドウ状血管腫症）
14.16 毛細血管拡張性運動失調（Louis-Bar症候群）
第15章 一般的眼科疾患
15.1 後天白内障
15.2 水晶体亜脱臼，水晶体脱臼
15.3 頭痛
15.4 片頭痛
15.5 群発頭痛
15.6 輻湊不全
15.7 調節けいれん
15.8 低眼圧症候群
15.9 失明，有痛眼
第16章 眼科における画像診断の応用
16.1 単純撮影
16.2 涙嚢造影
16.3 コンピュータ断層撮影（CTスキャン）
16.4 核医学
16.5 磁気共鳴画像法（MRI）
16.6 磁気共鳴血管撮影（MRA）
16.7 脳血管造影
16.8 写真画像記録
16.9 フルオレセイン蛍光眼底造影検査（FA）
16.10 インドシアニングリーン蛍光眼底造影検査（IA）
16.11 眼科超音波検査
付録
1. 散瞳薬点眼 散瞳および調節麻痺薬
2. 遮閉-遮閉除去試験と交代性遮閉試験
3. アムスラ（Amsler）格子テスト
4. 創口からの房水漏出を検出するためのSeidelテスト
5. 牽引試験，能動的筋力試験
6. 鼻涙管のブジーと通水法
7. Tenon嚢下および結膜下注射の手技
8. 硝子体中の細胞検査
9. 強化抗生物質点眼薬のつくり方
10. 破傷風抗毒素
11. 隅角の分類
12. ツベルクリン皮内テストのガイドライン
13. インターネット上の眼科情報源一覧
薬剤用語集
一般用語集
参考文献
目次
眼症状の鑑別診断
眼所見の鑑別診断
外傷
角膜
結膜・強膜・外眼部疾患
眼瞼
眼窩
眼腫瘍
小児眼科
緑内障
神経眼科
網膜
ぶどう膜炎
全身疾患
一般的眼科疾患
眼科における画像診断の応用
