内容説明
「病気」なのか?「障害」なのか?「気質」なのか?不登校、引きこもり、暴力等に直面した家族、どう理解し対応すればいいかを、実例を通して解説。医者でも対応できない「患者」と向き合ったカウンセラーが解き明かす、体験から導かれた、分かりやすい実践例の数々。
目次
序章 心配ないからね“強迫性・パーソナリティ障害”(ふきとれない親への不信;髭のはえた“だだっ子” ほか)
第1章 心の「こだわり」「くせ」を子育ての見直しにできた家族(突然の反発が連日になったら「ほどよい距離」を意識して;本ばかりでなく対話することで実感できた「生きる意味」 ほか)
第2章 単刀直入 素直になる道を閉ざされた子どもの難問に答える(自分で自分の心がわからない…;自傷行為がやめられません… ほか)
第3章 家族が「びくびくしない」本人も「させたくない」対処Q&A(心の「こだわり」「くせ」に苦しむ子どもの気持ちとは(手記)
パーソナリティ「障害」の子は、かつて「いい子」と言われていることについて ほか)
著者等紹介
富田富士也[トミタフジヤ]
1954年、静岡県御前崎市出身。教育・心理カウンセラー。千葉明徳短大幼児教育科客員教授、千葉大学教育学部非常勤講師等を経て現職となる。現職、「子ども家庭教育フォーラム」代表、文京学院大学生涯学習センター講師、日本精神衛生学会理事、日本学校メンタルヘルス学会運営委員、日本外来精神医療学会常任理事、NPO法人「保育ネットワーク・ミルク」顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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