内容説明
医療過護訴訟に患者側弁護士として取り組み、患者の権利を中心にすえた医療改革をライフワークとする著者からの熱いメッセージ。
目次
序章 なぜ「医療過誤」「患者の人権」か(照らし出される司法の壁と医療の体質;医療過誤裁判に取り組む弁護士として)
第1章 医療過誤から学ぼう(医療事故はなぜ隠されるか;訴訟は医療に何を及ぼすか;医療過誤被害を防止するには)
第2章 「患者の権利宣言」は人間宣言(患者の主体的参加なしに医療改革はできない;「知る権利」と「自己決定権」)
第3章 患者が主人公の医療に変えよう(お任せ式文化からの脱却、人間中心文化の創造;新しい医師・患者関係へ;医療サービスと患者の権利をめぐる光と影)