内容説明
山梨県の山間の町場を事例として、地元の株式会社の経営や、町村財政、学校教育など、個別的で多様な状況を複眼的に捉える。
目次
第1章 明治前期の家族と村落―山梨県南都留郡宝村の「家別帳」を検討して
第2章 地域のなかの町場と商工業者―明治後期の山梨県南都留郡谷村町を中心に
第3章 財閥資本と地域社会―三菱宝鉱山の経営分析をふまえて
第4章 町場にできた株式会社と経営者たち―富士馬車鉄道・谷村電灯・谷村商業銀行などと谷村町
第5章 地域の課題と町村財政―町場と農村部での町村財政変容の推移
第6章 学校と地域社会―尾県学校の沿革を中心に
著者等紹介
松本四郎[マツモトシロウ]
1932年横浜市に生まれる。1956年横浜市立大学文理学部文科卒業。1958年東京都立大学人文科研究科修士課程修了。財団法人三井文庫専任研究員、都留文科大学教授をへて、現在都留文科大学名誉教授
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