内容説明
本書は、出版史研究を行なう上での近・現代の史料(制度・実態・人)の紹介を通して、その蓄積作業を根気よく進めることをめざしている。断片的部分の蓄積を通してデータの全体化・精密化をはかるようにした。
目次
明治十年代の新興出版社―東京稗史出版社について
湯浅春江堂と榎本法令館―近代における東西「赤本」業者素描
私の書店人生
年期奉公
〔資料館紹介2〕アジア・アフリカ図書館―その歩みと役割
言論・出版関係法令集成(明治編その五)
〔図解・出版の歴史4〕『続一年有半』の出版契約書―中江兆民、幸徳秋水と博文館
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- 和書
- 新編百花譜百選 岩波文庫