内容説明
対日政策を“手”中に収める米国の知日派「ジャパン・ハンド」とは何者か。ワシントンでの濃密な人脈と豊富な取材を通して、日本外交の命運を握る彼らの正体を明らかにする。
目次
序章 二〇〇四年四月三十日―安倍“次期”首相誕生の日
第1章 「菊クラブ」から「アーミテージ・スクール」へ
第2章 「北朝鮮危機」「中国台頭」「靖国」にどう動いたか
第3章 日本か、それとも中国か
第4章 「官邸主導」外交の誤算
最終章 史上最重量級の“オオモノ”が狙う「機関化」とは
著者等紹介
春原剛[スノハラツヨシ]
1961年東京都生まれ。上智大学経済学部経営学科卒業後、日本経済新聞社入社。コロンビア大学ジャーナリズム大学院国際高等報道プログラム・フェロー、産業部、英文日経編集部、国際部、政治部、米州編集総局ワシントン支局駐在、米戦略国際問題研究所(CSIS)・国際安全保障部(ISP)客員研究員を経て、現在、東京本社編集局国際部編集委員。2006年夏、米ヘンリー・スティムソン・センターの東アジアプログラムに客員研究員として在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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