目次
第1部 各国の臨床政治学的分析(「臨床政治」“Clinical Politics”学の覚え書;公職者の報酬と汚職―比較論的考察;クリントン政権二期目の政治課題;米国政治におけるリバタリアニズム;イギリスの地方行政―イギリスと日本の地方自治の比較 ほか)
第2部 資料編(岡野加穂留教授最終講義 二一世紀のイニシアティブ;岡野教授講義シラバス(一九九九年度『政治学原論』・『平和論』))
著者等紹介
岡野加穂留[オカノカオル]
1929年東京生まれ。1952年明治大学政治経済学部政治学科卒業後、北陸の禅寺で1年間修行し、55年明治大学大学院政治学研究科政治学専攻修士課程修了。56年明治大学政治経済学部専任助手・60年専任講師・63年専任助教授・68年専任教授に就任。スウェーデン・ノルウェーなど北欧諸国・米・東南アジア・オセアニア諸国で政治の現場での“臨床”比較研究。学部・大学院で「政治学原論」「比較政治学」「平和論」の講座担当教授。明治大学水泳部長、ラグビー部長、雄弁会長、政治経済学部長(1988‐92)、学長・理事(1992‐96)。ジョンズ・ホプキンス大学SAIS国際研究大学院客員教授、ワシントン外交調査センター特別研究員、スウェーデン国立ストックホルム大学SIPAS大学院及びリンショッピング大学法学部客員教授などを歴任。早稲田大学・東京女子大学・郡山女子大学でも政治学・政党論講座の教鞭をとる。アジア・ヨーロッパ会議(ASEM)専門家・非公式の北京及びスウェーデン会議日本代表、三木内閣・海部内閣の総理大臣私的懇談会委員、文部省大学設置学校法人審議委員。大学基準協会副会長・理事、大学セミナー・ハウス理事、東京経済大学理事・評議員、21世紀フォーラム第1期国内委員、スウェーデン社会研究所理事、日中学術交流機構代表理事、政治改革フォーラム代表世話人、社会経済国民会議理事・社会経済生産性会議評議員、選挙浄化委員会座長他。2000年4月より明治大学名誉教授。1976年よりAFSCのワシントンDCフレンド会メンバー
大六野耕作[ダイロクノコウサク]
1982年、明治大学大学院政治経済研究科政治学専攻博士後期課程単位取得退学。現在、明治大学政経学部教授、大東文化大学法学部兼任講師
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