星海社新書<br> 戦国大名の家中抗争―父子・兄弟・一族・家臣はなぜ争うのか?

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星海社新書
戦国大名の家中抗争―父子・兄弟・一族・家臣はなぜ争うのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065361801
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

出版社内容情報

なぜ親子、兄弟、当主と家臣間で争うのか?

十五世紀後半以降、戦国大名が争った時代。大名たちは他国の大名と戦うだけでなく、一族や家中の敵と戦わなければならなかった。戦国大名は必ずしも絶対的な権力で家臣や領民を従わせているわけではなく、当主の一族や家臣の支持により成り立っていたからである。もしも当主が無能と判断されれば、新しい当主を擁立するために一族や家臣から謀反を起こされた。それが血を分けた親子や兄弟であっても、抗争は激しく非情なものとなった。本書は信頼できる史料や先行研究に基づき、なぜ戦国大名は身近な者同士で戦ったのか、時代の本質に鋭く迫る。

*本書目次より抜粋
はじめに
第一章 実子がなかったために起きた抗争
第二章 親子で主導権を争ったケース
第三章 当主と家臣の抗争
第四章 親が子を殺した事件
第五章 当主死後の後継者争い
第六章 兄弟間の抗争劇
おわりに

内容説明

十五世紀後半以降、戦国大名が争った時代。大名たちは他国の大名と戦うだけでなく、一族や家中の敵と戦わなければならなかった。戦国大名は必ずしも絶対的な権力で家臣や領民を従わせているわけではなく、当主の一族や家臣の支持により成り立っていたからである。もしも当主が無能と判断されれば、新しい当主を擁立するために一族や家臣から謀反を起こされた。それが血を分けた親子や兄弟であっても、抗争は激しく非情なものとなった。本書は信頼できる史料や先行研究に基づき、なぜ戦国大名は身近な者同士で戦ったのか、時代の本質に鋭く迫る。

目次

第1章 実子がなかったために起きた抗争―細川政元 上杉謙信
第2章 親子で主導権を争ったケース―武田信虎・信玄父子 斎藤道三・義龍父子
第3章 当主と家臣の抗争―赤松義村と浦上村宗 大内義隆と陶晴賢 島津義久と伊集院忠真 宇喜多秀家と家臣団
第4章 親が子を殺した事件―武田信玄・義信父子 徳川家康・信康父子 豊臣秀吉・秀次父子
第5章 当主死後の後継者争い―毛利元就と相合元綱 今川義元と玄広恵探
第6章 兄弟間の抗争劇―織田信長・信勝・信広兄弟 浦上政宗・宗景兄弟 伊達政宗・小次郎兄弟

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
歴史学者。1967年生まれ。1990年関西学院大学文学部卒業。2008年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
15世紀後半以降、他国の大名と戦うだけでなく、一族や家中の敵と戦わなければならなかった戦国大名たちと時代の本質に迫る1冊。実子がいなかったために起きた抗争や、親子の主導権争い、当主と家臣の抗争、親が子を殺した事件、当主死後の後継者争い、兄弟間の抗争劇といった様々なケースを取り上げながら、方向性の違いや主導権を巡る争いがいかに起きたのかを解説していて、細川政元の管領エピソードが何とも印象的でしたけど、様々な思惑の対立だけでなく、生き延びるために非常な選択を取らざるをえなかった当時の状況を改めて実感しました。2024/07/23

イトノコ

16
戦国大名の親と子、兄弟、当主と家臣…それらの争いを解説。宇喜多直家の小説や、松永久秀の「じんかん」を読んでいて、細川家、赤松家、浦上家の抗争がバックボーンとして出てくるので補完したく購入。抗争に至る過程はさまざまだが、多くは家臣団の派閥争い、近隣の大きな勢力の介入、対外政策の違い、あたりが時に絡み合って起こっているよう。戦国大名と言えど専制君主ではなく配下の小名や地侍の共同体の盟主くらいの立ち位置だったので、彼らの意見を無視はできなかったのだろう。しかし冒頭に複雑すぎる細川家を持ってくるのは構成ミス(笑。2025/04/06

7
メジャーマイナー問わずのお家騒動話。新書であるからカジュアルに読めます。どうしても勝者の歴史になってしまう中で、諸々の側面を絡めて解説しているのは良いことかな。ほどよく味わえる新書でしょう。2024/07/24

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