内容説明
英語からエスペラントまで、世界の言語に通じる研究者、翻訳家、ジャーナリスト83人が紹介する日本未翻訳の本。
目次
アジア
欧州
アフリカ
北米
中南米
大洋州
その他
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林 一歩
26
文学はネイティブの言語で読むのが一番だと思っているが、英米文学、それも現代の作家でないとしんどい。それ以外の言語の作品は、残念ながら翻訳に頼るしかないのだが、会話は出来なくて良いのでロシア語とポルトガル語を勉強したいな。旬な作品をできるだけ早く読みたいと欲しました。2014/09/10
Porco
20
タイトルに「2013」とありますが、けっこう古い本も紹介されています。「いま読まれている」わけではない本も。とはいえ、世界各国の文学や出版事情が概観できる好ガイドです。「2013年ってことは、もう4年前か」などと躊躇う必要はありません。2017/10/16
いづむ
9
自分が理解できない言語で今どんなことが語られて読まれているのか知る、というコンセプトがとてもロマンチック。世界中の人たちの知恵や思いが様々な言葉や表現で本として残されていると思うだけでも興奮。英語のものなら読めるから何冊かは手にとってみるつもり。2013となっているということは、続編がでるのかな。でたらいいな。(購入本)2014/09/28
くさてる
8
未だ日本語に翻訳されていない世界の文学を幅広く紹介した内容。世界文学というと南米、アジアというイメージがあったけれど、それだけなく、欧米諸国の作品も紹介されていて興味深かった。読みたい本も何冊もあって、翻訳された時にはきっと飛びつき、この本の存在を思い出すのだろうな、と思った。どこにあるかも定かでない国から良く知っているはずの国の、それでも知らなかった一冊。世界は広い、でも、言葉で繋がりあっているのだなと感じた。面白かったです。2014/03/05
cafebleu
3
日本で未訳の海外作品を105冊紹介するブックガイド。"これはおもしろそう、読みたい"と思っても、すぐには絶対に読めないというストレスの貯まりそうな本だなぁと思いつつ、好奇心には勝てず、つい買ってしまった。ひょっとして、うまくいけばいずれ読めるかも、でもだいたいは読めないと思って間違いないわけで、やはりちょっと悔しいものがある。2014/01/08