内容説明
マシンは一瞬たりとも静止することなく、右に、左に倒れこむ。目に映るものすべては、姿を変え続ける。とどまることのないものに囲まれている寂しさが、痛みとなるのを感じながら、早紀はさらにスロットルを開ける。新作書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さりのすけ
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奇跡のコースの人の小説かーとおもい、図書館でたまたま見つけたので借りて読んでみた。そろそろ30年も前の本になるのか。 なんか、、よくわからなかった。。し、読後感はなんかいまいちだったなぁ。わたしがあまり、人生を勢いに任せて?進む、とくに人と関わりながら、という勇気がないからか、主人公の行動は恐怖だった。登場人物たちもふくめ。 結局何が言いたかったのか?わからない。が、言いたいなんてものはなく、そのように人間だと思っている一個人が勝手に意味あるものでなければ、と思い込んでいるのだろうか。2020/07/22