内容説明
明治時代、化学・冶金技師として来日しながら多くの古墳調査も行ったウィリアム・ゴーランド。大英博物館に寄託された膨大な考古資料や手記等から彼の足跡を再検証し、日本考古学の父と称される彼の研究業績と人物像を明らかにする。
目次
第1章 ゴーランドの来日
第2章 ゴーランドが古墳研究を開始するまでの周辺環境
第3章 ゴーランドの古墳研究開始と周辺環境
第4章 ゴーランドの日本滞在期間中の古墳研究
第5章 ゴーランドの蒐集した土器
第6章 ゴーランドの日本滞在期間中の日本への影響
第7章 帰国後のゴーランド
第8章 ゴーランドと日本考古学研究
第9章 ゴーランド資料の活用と研究
著者等紹介
富山直人[トミヤマナオト]
1960年兵庫県生まれ。1984年奈良大学文学部史学科卒業。2016年博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。