内容説明
刑事手続法定主義の理念を踏まえつつ、裁判例を研究して全条の意義、要件等を究明した画期的コンメンタール。気鋭の裁判官、検察官、研究者等約50名による詳解は、刑事訴訟法の適正な運用及び現実の事案に即した理解に役立つ。第2巻は、平成28年改正の解説を付録として収録し、GPS捜査に関する最高裁判決にも触れる。
目次
第2編 第一審(捜査(一般司法警察職員と捜査;特別司法警察職員;検察官、検察事務官と捜査;捜査に関する協力;検察官の司法警察職員に対する指示・指揮 ほか)
公訴(国家訴追主義;起訴便宜主義;公訴の効力の人的範囲;公訴時効期間;時効期間の標準となる刑 ほか))