ハルキ文庫<br> あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇

個数:

ハルキ文庫
あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇

  • ウェブストアに95冊在庫がございます。(2024年04月20日 08時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758440684
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?大好評シリーズ、待望の第三弾!

著者等紹介

〓田郁[タカダカオル]
兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2008年、小説家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

641
うーん‼ 男の嫉妬、ありますね。男の私自身が感じるのだから間違いなく。なんだか今の国の政策、女性の管理職を増やそう!確かに否定する気はさらさらありません。でもどこかが違うんですよね。幸の純粋な商売に対する発想、現代の組織の中でも、間違いなく疎んじられます。この点が変わらなくちゃ。とは言いますが、自身でそんなに自信が持てなくて。いろんなプレッシャーにさらされた男の変化がここに記されています。商いの本道、血の通わぬ金銀に命を吹き込むのがほんまものの商人、商いから情を一切抜いてしまったら、等々これが商売の道標。2017/04/30

鉄之助

539
主人公・幸(さち)のアイデア商法が、いよいよ花開いていく。広報宣伝、が功を奏して店の名も、世間に広まっていくが、劇的な展開だった1、2巻に比べ、ちょっと物足りないかも…、と思っていたら、最終章の最後10ページ余りで、急展開。さすが、高田郁。次巻以降に期待が高まった。2019/07/08

yoshida

514
四代目徳兵衛の死。幸は惣次に嫁ぎ、惣次は五代目徳兵衛となる。惣次の進める五鈴屋改革と幸の商才もあり、五鈴屋は息を吹き返す。江戸に店を出す野望を持つ惣次は、商売から情けを切り捨てる。また、己れの商才を恃むあまり、独善的となり幸や富久の言葉も遠ざける。惣次が近江の寒村を絹織物の産地として囲い込む策は、投資ではなく搾取であった。強引な手法に、近江の村は五鈴屋との取引を拒む。惣次の手法が、現代で言う多重下請けやファストファッションの問題と重なる。惣次の商売は「アコギ」なものとして信を失う。いよいよ幸の出番となる。2017/09/24

しんごろ

490
世の中そんなに甘くない!そう思わせる今作でした。惣次も店を大きくすることばかり考えて、視野が狭くなったようだ。それから女性を殴ったら駄目だね。プライドが高いし、こりゃ、まだまだ難儀が続くな。惣次よ!幸と一緒になった時を思いだしてくれ!「初心忘るべからず」というやつですな。幸は、これから先も大変だと思うが、商い戦国時代の荒波をのりこえてと応援したいです。2018/08/13

た〜

450
話は色々とトントン拍子に進むし、惣ぼん商才はあるし愛妻家だし実はかなりの優良物件?と思いきや、徐々にほつれが見え始め、ラストで一気に決壊。この物語は次巻からがようやく本番ということだろうか?2017/02/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11560233
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。