内容説明
だれもが知っているサンタクロースには、だれも知らない物語がありました。それを知るには、妖精たちが住む不思議な森のことからお話しなければなりません……
『オズの魔法使い』の作家ボームによる驚きの物語が、詩人・田村隆一の翻訳と、和田誠のイラストレーションで復活。
あのサンタクロースにも、少年時代があったことを知っていましたか?
赤ん坊のときに、森の妖精に拾われて育てられた少年は、どんなふうにしておもちゃを作り、世界中の子供たちに配るようになったのでしょう。どうして靴下をつるすようになったのでしょう。なぜトナカイのそりがつかわれるようになったのでしょう。そして、どうしてサンタクロースは、いまもおもちゃを配ってくれるのでしょう……
『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームが、サンタクロースの人生と冒険を語ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misalyn
3
25年ぶりくらいに再読。あぁそうだった、クロースは妖精に見つけられ森の支配者に守られて、何不自由なく生きられたから世界中の子どもにおもちゃを届けることができるようになったんでした。最後の最後で俗っぽくなってしまったのは残念ではありますが… 「オズの魔法使い」の作者が息子さんに書いた本ですから、この本自体がクリスマスプレゼントなんでしょうね。2016/12/23
寺田和代
1
📚 若い頃に読んだ時の印象が違っていた。サンタクロース誕生の由来のstoryという印象だったが、ブラックな処は記憶に残っていなかった。 確かハリウッド3Dアニメで似たような映画があった。 OZの作者ボームはアレンジの発想の才が豊か。そのOZも後世の小説家によって、ウィキッドでアレンジされていますが。2019/10/20
のんちゃん
0
1995年11月30日2002/12/01