内容説明
ロシア人とはどんな人たち?彼らはどのように生まれ、生き、死んでいくのか。ロシア人を知るための格好の一冊。
目次
第1章 人生の扉の前で
第2章 誕生
第3章 生活に入る
第4章 名前をつける
第5章 養育と教育
第6章 軍隊勤務
第7章 結婚
第8章 新居への移転
第9章 死
第10章 葬式
第11章 追善供養
著者等紹介
冨田,マルガリータ[トミタ,マルガリータ]
モスクワ生まれ。モスクワ市立プーシキン学校、モスクワ大学卒業。ソ連科学アカデミー大学院科学経済専攻修了。大学教育研究所に勤務。数編の研究論文を発表。プーシキン・ロシア語大学卒業。専門は外国語としてのロシア語教授法。近年は日本在住。ロシア文学研究およびロシア語に関する諸論考を発表。現在、早稲田大学および東京ロシア語学院でロシア語とロシア文学を講ずる
井桁貞義[イゲタサダヨシ]
神奈川県生まれ。早稲田大学ロシア文学専修卒業。現職は早稲田大学文学部教授
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感想・レビュー
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samandabadra
2
ロシア人が生まれてから死ぬまでに行っていること、あるいはその時にやっている習慣などが、まとめられている。聞いたことがあるものも随分ある。付き合いが長くなるといくつかの場面に出会っているので、あ、こういうことしているだろうなということも何となく理解できる。たしかに、ロシアも日本並みに、迷信に近いような習慣を随分持っていることが理解できた2016/09/30
晴天
1
信仰や伝統に根差した習慣をコンパクトにまとめる試みは暮らし営みを知ることの導入となるが、しかしやはり、かつて文明と進歩とを象徴する革命的な名前として「Электрификация(電化)」ちゃんという名前をつけられる赤ん坊がいたという話のインパクトは大きい。2022/10/30
カコ
1
現在ロシアの生活習俗。二重信仰の生活への反映とかそういう話ではない。2022/01/05
Natsuko Anastasia Ariyama
1
読んだ本に追加2014/06/01
宵子
1
ロシアに留学するために読んだ。 ロシア人の生活習慣について書いたもの。この手の本は意外と少ない。
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- 和書
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