出版社内容情報
まちづくりの先進国にまなぶ!タウンセンターマネジメントという手法を活用して中心市街地活性化に大きな成果を上げてきた英国の事例を、現地調査の結果をまじえて具体的に解説。
内容説明
本書は、わが国で深刻化している中心市街地空洞化問題に早くから取り組み、タウンセンターマネジメントという優れた手法を活用して中心市街地活性化に大きな成果を上げてきたイギリスの先進的な事例を、イギリス現地での調査結果を交えてまとめたものである。
目次
第1章 小売業の発展と大型店の郊外出店
第2章 イギリスの都市計画とまちづくり
第3章 タウンセンターマネジメント
第4章 中心市街地活性化に最も成功している都市―ノッティンガム市
第5章 まちづくり会社による中心市街地活性化―コベントリー市とボルトン市
第6章 地方中枢都市の中心市街地活性化―リーズ市
第7章 巨大ショッピングセンターに挑戦する中心市街地活性化―グレイブスエンドとソトークオントレント市
第8章 草創期のタウンセンターマネジメント―バーンリー市とノーリッジ市
第9章 タウンセンターマネジメントの成果とわが国への示唆
著者等紹介
横森豊雄[ヨコモリトヨオ]
1952年山梨県生まれ。1980年専修大学大学院経済学研究科博士課程修了、スターリング大学(イギリス)経済学部客員教授、専修大学商学部教授を経て、現在、長崎県立大学経済学部教授。著書に『大規模小売業と地域社会』(共著、リブロポート、1980年)、『大店法が消える日』(共著、日本経済新聞社、1990年)、『戦後日本産業史』(共著、東洋経済新報社、1995年)、『日本と欧米の流通政策』(共著、大月書店、1995年)、『街づくりマーケティングの国際比較』(共編著、同文舘、1998年)ほか。その他に中小企業総合事業団制作ビデオ『中心市街地活性化海外事例―ドイツ―』および『中心市街地活性化海外事例―イギリス―』監修・出演。タウンマネージメント推進協議会主催「タウンマネージメント・フォーラム」第2回(大阪)及び第3回(金沢)にて基調講演・コメンテーター。通産省・中小企業庁委託「TMOによるテナントミックス事業についての調査研究」専門委員会座長。経済産業省中心市街地活性化室委託「中心市街地活性化に係わる評価・診断手法の調査研究」委員会委員長
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