出版社内容情報
ショックの病態は多種多用かつ複雑であるため、臨床現場において診断治療に戸惑うケースも多くみられる。複雑なショックに対して、エキスパートの医師達がどのように考え、どのようなポイントを抑えながら、どのようにアプローチしているのか、実際の症例を通して学べる1冊。
●Introduction
ショックの歴史的概観
ベーシック編
●Q&A
I.知っておきたいショックの病態生理と臓器障害
1.血管内皮と微小循環障害
2.組織低酸素・組織酸素代謝障害
3.血管透過性と内皮グリコカリックス
II.ショックの定義,病態と分類
アドバンス編―重症患者のショック管理をワンランクアップさせるために―
I.各種ショックの病態生理と臓器障害
1.循環血液量減少性ショック
a)出血性(外傷性)ショックの診断と治療
b)非出血性循環血液量減少性ショック
2.心原性ショック
3.心外閉塞性ショック
4.血液分布異常性ショック
a)敗血症性ショック
b)アナフィラキシーショック
c)神経原性ショック
II.ショック・臓器障害治療の実際
1.ショックに伴うARDSと呼吸管理
2.ショックに伴うAKIと血液浄化療法
3.ショックに伴うDICと治療戦略
4.ショックにおける薬物治療
a)心原性ショックの薬物療法
b)敗血症性ショックの薬物療法
5.ショックにおける栄養管理
トピックス編―その常識は正しいか?―
1.ショックとβレセプター ―β?受容体と敗血症についての考察―
2.ショックと水素ガス吸入療法
垣花 泰之[カキハナ ヤスユキ]
著・文・その他/編集
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