出版社内容情報
近江は万葉集に始まる文学や芸能の舞台となった。ロマンあふれる近江の姿を古典の引用とともに紹介。日本文化の形成に大きな役割を担ってきた近江は、万葉集に始まる文学や芸能の舞台となった。「近江漫遊の旅」は、この地に居を構える著者ならではの感性が光り、舞台となったその地を語る古典の引用が、一層いろどりを添える。
■近江漫遊
菅浦/深坂古道(塩津海道)/湖北観音/冨田人形と米国人留学生
湧出山の蝶/住友活機園/信長の夢とゆかりの文学散歩
苗字遊び/水のきらめき ─志村ふくみの世界─/湖東三山の秘仏
荘厳する桜/花にあそぶ
■古都散策
東寺(教王護国寺)/石清水八幡宮
大山崎山荘美術館/京の花みち
■湖北の能舞台
羽衣/薩摩守/融/葛城/頼政/口真似/栗焼/井筒/清経
巻絹/半蔀/橋弁慶/養老/竹生島/自然居士
菊池 光治[キクチ コウジ]
著・文・その他
目次
近江の祭り(長浜八幡宮曳山祭;湯谷神社の子ども歌舞伎 ほか)
近江漫遊(大音を歩く;酒波寺の桜(行基桜) ほか)
謡曲街道(逢坂の関、蝉丸神社;関寺 ほか)
古典芸能に遊ぶ(文楽―七福神宝の入舩;長浜狐と竹生兎 ほか)
残映(氷雨の中に送る)
著者等紹介
菊池光治[キクチコウジ]
1941年生まれ。東京都出身。東京工業大学理工学部卒。滋賀県内企業に就職、2002年退職。歴史探索、旅行写真、能楽愛好家。長浜城歴史博物館友の会会員。能楽古橋竹謳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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