内容説明
意志か?宿命か?「木村伊兵衛写真賞」を得て、「土門拳賞」も得て、それでも埋まらない精神の空隙。時代の半歩先を泳ぎつづける彼の先には何があるのか?日本人の根性を具現した、「全・中村征夫」。
目次
第1章 生い立ち
第2章 挑戦
第3章 開花
第4章 生命と人間
第5章 次世代の胎動
第6章 止まない精神
著者等紹介
藤崎童士[フジサキドウシ]
1968年生まれ。ダイビング業界を経たのち写真用品業界に従事。劇作活動として、平成16年度/平成18年度における「文化庁舞台芸術創作奨励賞」(現代演劇部門)に二度入賞。ノンフィクション作家としては『半魚人伝―水中写真家・中村征夫のこと』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほわわん
1
死体は語る、に引き続き、タイトルに先入観を持って手に取ってしまった。半魚人のモンスター的な話とは違っていた。海と報道についての話だった。2015/05/23
kokada_jnet
1
中村征夫という人の人生は確かに興味深かったけれど。「他の著者による評伝」とするには、本人ソースらしき情報が多すぎて、まるで宣伝本のようだ。2011/03/21
ゆみ
0
征夫さんの写真はアクがきついと思う。 単純に綺麗だ、と思う写真はあんまりなくって、 現実の切り取りでもなく、なんていうのかアクがあるのだ。 驚くほど美しい青く澄んだ海の写真も、生活に密着したヘドロの海の写真もどれも、すごい。読んで、なるほど、 征夫さん自身があっさりした、淡色野菜のような雰囲気をかもし出しながら ものすごくアクの強い人なのだと思った。 20年前に見た征夫さんも、今の征夫さんも変わらず素敵なのはアクに守られているからか・・ 2011/02/26
-
- 和書
- 組織変革論