著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
神奈川県生まれ。フェリス女学院大学文学部卒業。前川康男に師事し、創作活動を始める。1990年『五月のはじめ、日曜日の朝』で第三回毎日新聞はないちもんめ童話大賞・新美南吉児童文学賞などを受賞。2011年、『皿と紙ひこうき』で第51回日本児童文学者協会賞受賞。2003年、筆名・駒井れんとした小説『パスカルの恋』で第14回朝日新聞文学賞を受賞。絵本の翻訳も多数手がけており、2006年には訳書である『ジャックのあたらしいヨット』が第53回産経児童出版文化賞大賞を受賞した
網中いづる[アミナカイズル]
宮城県生まれ。アパレル会社勤務を経て2002年にイラストレーターとして独立。エディトリアルの仕事を中心に、ファッションブランドへのデザイン提供など幅広く活動する。1999年ペーター賞、2003年TIS公募プロ部門大賞、07年講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
11
3年生の鮎と鮎のママ、両方の視点で描かれる日常。母娘の愛しい日常。2020/07/24
ハチコ
3
3年生から4年生になる女の子の1年間を描いた物語。今まさに、自分の子がどんぴしゃりな時期なので、鮎ちゃんの行動に分かる、分かると大共感。特に、鮎が初めてママに反抗的な態度をとってしまう「ごめんなさいといいよ」のお話は、自分と娘のやり取りを見ているようだった。冷静になると、娘の気持ちも分かるんだよな。お正月の真新しさや、雪が降った朝の静けさなど、透明感のある描写もとても素敵な一冊だった。2015/01/12
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