中国鉄道大旅行

中国鉄道大旅行

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  • サイズ B6判/ページ数 473p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163487700
  • NDC分類 935
  • Cコード C0065

出版社内容情報

かつて「鉄道大バザール」というベストセラーを生んだ大の鉄道好き、旅行記作家の逸材が、作家ならではの観察眼で中国を見て歩く

内容説明

かつて「鉄道大バザール」というベストセラーを生んだ大の鉄道好き、旅行記作家の逸材が、作家ならではの観察眼が中国を見て歩く。

目次

1章 モンゴルへの列車
2章 内モンゴル急行で大同へ
3章 夜行列車で北京へ
4章 上海特急
5章 急行列車で広州へ
6章 フフホトおよび蘭州へ
7章 「鉄のオンドリ」
8章 西安へ
9章 急行列車で成都へ
10章 峨眉山経由昆明へ
11章 急行列車で桂林へ
12章 普通列車で長沙と「太陽の昇るところ」韶山へ
13章 北京特急
14章 国際特急でハルピンへ
15章 普通列車で朗郷へ
16章 汽船連絡列車「大連」行き
17章 「天湖」号で煙台へ
18章 普通列車で青島へ
19章 山東特急で上海へ
20章 夜行列車で厦門へ
21章 青海ローカル鉄道で西寧へ
22章 チベットへ向かう列車

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark.jr

3
ロンドンからヨーロッパを横切り、モンゴルを経由し、さらに鉄道め中国の津々浦々を旅する旅行記です。観光や開高健のように"釣り"という大きな目的もなく、旅というよりも放浪と呼びたくなるような身軽さが、本書の魅力です。当時の中国の社会状況も、また興味深いです。2020/02/15

Maumim

2
長かった・・・。最終章のラサへいく道のりだけは、鉄道ではなく三菱の自動車を運転している。なぜなら、当時ラサには鉄道が通じていなかったから。「チベットがこれほど開発の手を免れ、中国化していない-そしてこれほど徹底して時代遅れで心地よい-最大の理由は、列車が通っていないからである。これからも鉄道がしかれることはないだろう。それはクンルン山脈が保証している。」彼の思惑ははずれ、2006年に鉄道は開通し、それはわたしが乗ってみたいと思っている青蔵鉄道だった。きっと、ラサはすでに本書に描かれているラサではないはず。2014/10/30

斑入り山吹

2
夫がBFで約半額で買ってきた。面白い。1986年から約1年かけて鉄道で、中国の、最も暑いところ、寒いところ、やたらと人の多いところ、少ないところ、まあこれでもかこれでもかと巡り巡っていっぱいインタヴューした話。ポール氏の文章に面白みがあるから最後まで読み通せる。ユーモアがなければ道中の数々の不便や理不尽には耐えられない。その面倒なことまでおいしいネタにしてしまえる。それを支える、ちらりちらりとのぞく深い教養。文化大革命の嵐から立ち直った頃の話なのだが、そこから今のようになっていくのか。うーむ。大した本だ。2014/10/07

moritaippai

1
20世紀末の中国鉄道だけでなく生活、政治、思想の様子まで描写。読むのに苦労したけど最後、チベットに到達したときに、中国の懐の深さが感じられるなあ。ただ、高速鉄道にだけは乗らないほうが良いかも。 2011/07/24

you.

0
★★★★★2015/09/29

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