出版社内容情報
開示・対話の最前線に立つ執筆陣が統合報告の思想的背景から作成実務までを解説
「価値創造ストーリー」を「軸」として、企業価値の創造・向上に取り組む企業の姿を伝えることこそ、利用者にとって真に有用な統合報告となりうる。単なる情報の寄せ集めではなく、各情報が有機的に結合する統合報告の作成実務を投資家サイドの意見や企業の悩みどころをふまえて解説する。
目次
第1編 統合報告が広がった背景(企業の外部環境の変化;企業報告の発展;統合報告の動向)
第2編 統合報告に関する投資家・経営からの視点(投資家・市場関係者の視点;経営の視点)
第3編 価値創造ストーリーを伝える統合報告書の作成実務(統合報告概論;統合報告のさらなる充実へ向けた視点・取り組み)
第4編 企業価値の向上を目指す対話や開示の実務(投資家との対話のあり方;投資家との対話に関する規制;外国人投資家のトレンドと英文開示・Webサイト開示の重要性;統合報告書を活用する基盤としての、IR活動の実際)
著者等紹介
貝沼直之[カイヌマナオユキ]
国内系運用機関ファンドマネジャー、外資系証券アナリストを経て、外食業にて取締役広報室長兼コーポレートガバナンス室長として上場企業の経営に参画。小売業にて理事執行役員IR室長としてIR業務を統括。有限責任監査法人トーマツ入社後、ESG・統合報告アドバイザリー業務に従事。経済産業省「伊藤レポート」プロジェクト・メンバー。環境省「ESG検討会」委員。日本証券アナリスト協会検定会員
浜田宰[ハマダオサム]
大手自動車会社、大手企業法務事務所を経て、DT弁護士法人に入社。国内外におけるM&A、競争法対応、不祥事対応等の案件を多数取り扱う。また、アクティビスト対応や事業承継などの案件をも取り扱う。2014年から2016年まで金融庁総務企画局企業開示課で任期付公務員として勤務した経験を踏まえ、コーポレートガバナンス・コードへの対応や、開示規制に関する助言をも提供している。弁護士、公認会計士、ニューヨーク州弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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