内容説明
少女フミコの願い、作家芙美子の目指したものを追う―尾道からの視点。“娘”大泉渕の初証言100頁。
目次
第1部 幻のフミコと尾道を歩く(昔をたずねて―芙美子とヘゴの幻とゆく彩;ワーイふうちゃんがやって来た―尾道についた日;山の上の学校―フミコの幻は語る;不思議な糸の物語;歴史の子;わが青春に悔い多く;チビ助フミコの教室)
第2部 芙美子(プラトニックラブのゆくえ;故郷に錦を飾りたい―放浪記の誕生;友が書いたフミコの思い出;小林正雄先生と林フミコ;今井先生と芙美子の歌;パリ行きをめぐって;父―恨めしく恋しい父;母―チンチンゆきもんそかい;『風琴と魚の町』の虚と実;放浪記のうしろ姿;恋しいわたしのおばさま芙美子 大泉渕さんの話)
著者等紹介
池田康子[イケダヤスコ]
大正8年尾道市に生まれる。昭和6年尾道市土堂尋常小学校卒業。昭和10年広島県立尾道高等女学校卒。昭和14年(東京)文化服装学院卒。昭和35年~60年会社経営に携わる。(株)池田ハルク相談役
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