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出版社内容情報
魅力的な初期オペラの世界。17、18世紀の独・仏・伊・英に焦点を当て、演劇・音楽・
舞踊・文学・思想・歴史・ジェンダー論等、多面的な視野でオペラ文化をとらえる。
内容説明
17、18世紀のドイツ・フランス・イタリア・イギリスに焦点を当て、演劇・音楽・舞踊・文学・思想・歴史・ジェンダー論等々、多面的な視野でオペラ文化をとらえる初の試み。
目次
オペラ研究の現状と課題―学際的・総合的アプローチを目指して
第1部 バロック・オペラ再考(二つの『オルフェーオ』―モンテヴェルディとグルックのオペラにおける劇的手法をめぐって;バロック・オペラからの脱却―フィリドールの挑戦『エルヌランド』;カストラートの衰退と女性歌手のジレンマ―近代市民社会のジェンダーから考える)
第2部 オペラ/音楽劇の理論的解明(一八世紀ドイツの音楽劇をめぐる理論―特に批評家ゴットシェートと喜劇オペラとの関連において;オペラのなかの舞踊―カユザックの理論に沿って考える;「音楽」を超えた音楽論―ブフォン論争が語るもの ほか)
第3部 オペラ/音楽劇のジャンル的考察(パーセルによるセミ・オペラ作品―その定義と上演形態;アンシャン・レジームの理想世界―メタスタージオのオペラ・セーリア;巡業劇団の正嫡か落胤か―台詞劇から生み落とされた二つの音楽劇ジャンル ほか)
著者等紹介
丸本隆[マルモトタカシ]
早稲田大学法学部教授。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、専攻は演劇学(とくにドイツを中心とする西洋の演劇・オペラ文化)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。