内容説明
私たちがいつも口にする「くだもの」、店先に並ぶたくさんの「くだもの」、それらを育んでいる果樹にも植物としての形やくらしがあるが、日頃それを考えることは少ない。自然の恵みと古くからの人の智恵によってつくり出されてきた「くだもの」、その由来やさまざまな生活を知り、「くだもの」を通して自然に近づこう。
目次
「くだもの」のくらしとかたち(果樹園の一年;「くだもの」とは何だろう;花から果実、種子へ;「くだもの」のつくり;花芽のつき方;品種と品種改良)
くだもの120種
学校や家庭での「くだもの」栽培(飯田市のリンゴ並木;学校や家庭での「くだもの」づくり;果樹の育て方)
著者等紹介
鈴木邦彦[スズキクニヒコ]
1943年静岡県に生まれる。元独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所研究交流科長。現東京農業大学短期大学部教授。一貫して果樹栽培、雑草管理などの研究、果樹に関する国際協力などにたずさわってきた。現在は、農業に興味を持つ学生に対して、果実生産に関する教育に力を注いでいる
岩瀬徹[イワセトオル]
1928年千葉県に生まれる。元千葉県立千葉高等学校教諭。身近な植物の生活を通して自然を観察する方法を研究し、それを広めてきた
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