出版社内容情報
「腸内細菌」を増やせば、体も心も若返る!今、こんな人が増えています。
何をやっても、“やる気”が起きない
すぐ、怒りたくなる・ムカつく・キレる
いつもイライラする
疲労感がとれず、気分がうつ状態
生きている充実感が持てない
等々。こんな人は、「幸せ物質」が体内に不足しているからです、と言うと、あなたは奇異に感じるでしょうか?
「幸せ物質」と言っても耳慣れない人が多いと思いますが、これは、脳の中にあるセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質のことを言います。
2つとも脳内で分泌されるホルモンの一種で、これらが正常に分泌されていれば、人間は前向きで気持ちも朗らかな状態を保ち、いつも健康で、幸せに近い状態を保ち、長生きできるのです。
「幸せ物質」は、脳の中にあるのですが、これを作っている「工場」は、じつは、腸の中にあります。
実は、腸の中にある「腸内フローラ」という細菌の“花畑”が美しく保たれていれば、人は幸せな「健康感」を感じやすくなり、
逆に花畑が荒れ、花に水が注がれていないような状態では、「健康感」は遠のいてしまいます。
「腸」を元気にすることで、疲れた頭・体・心をよみがえらせ、日々、健康に生きるさまざまな方法を本書で紹介します。
第1章 腸は、第二の脳!――「腸と脳」のあっと驚く関係
第2章 腸内バランスをよくするコツ――食生活を見直そう
第3章 腸内細菌いきいき食生活――効果倍増の飲み方・食べ方
第4章 腸元気で免疫力アップ!――腸内細菌を増やして病気知らず
第5章 腸内細菌を増やす生活環境のすすめ――手洗い、トイレ、運動のコツ
藤田 紘一郎[フジタ コウイチロウ]
1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て、東京医科歯科大学名誉教授。人間総合科学大学教授。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で、小泉賞を受賞。2000年、ヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会社会文科賞、国際文化栄誉賞を受賞。
内容説明
何をやっても「やる気」が起きない。すぐ、怒りたくなる。疲労感がとれず、気分がうつ状態。こんな人は、「幸せ物質」が体内に不足しているのです。この「幸せ物質」は、脳の中にあるのですが、これの元を作っている工場は、腸の中にあります。本書では、この「幸せ物質」をたくさん脳に送るためのカギになる「腸内細菌」を増やす秘訣をご紹介します。
目次
第1章 腸は、第二の脳!―「腸と脳」のあっと驚く関係(脳内の「幸せ物質」を生んでいるのは腸内細菌;腸内細菌を増やせばあなたも幸せになれる;人間は「腸」から進化した!;脳をスッキリさせるには)
第2章 腸内バランスをよくするコツ―食生活を見直そう(腸内の善玉菌「ビフィズス菌」の役割;日本の伝統食で腸内細菌を増やそう!;植物性食品で腸内細菌を整えよう)
第3章 腸内細菌いきいき食生活―効果倍増の飲み方・食べ方(腸にいい水選び&飲み方のコツ;風邪をひくのは腸が原因!?;楽しいことをイメージして免疫力を高めよう)
第4章 腸元気で免疫力アップ!―腸内細菌を増やして病気知らず(免疫細胞の70パーセントは腸内細菌が作る;がん、アレルギーの原因は腸内細菌の減少;体を温めれば温めるほど腸内細菌も増える;アレルギーの原因は「清潔にしすぎ」だった)
第5章 腸内細菌を増やす生活環境のすすめ―手洗い、トイレ、運動のコツ(じつは体によくない無菌状態;加工食品、抗生物質が腸内フローラを破壊する;あなたもやっていませんか?間違いだらけの健康迷信;いきいき生活のための腸の鍛え方)
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。東京大学医学系大学院修了、医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学大学院教授を経て、同大学名誉教授。感染免疫学者。1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年にヒトATLウイルス伝染経路などの研究で日本文化振興会社会文化賞および国際文化栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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