ポプラ新書<br> 本当は怖い小学一年生

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ポプラ新書
本当は怖い小学一年生

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591136355
  • NDC分類 376.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

今、小学校の教室は、大人がイメージするよりずっと「困った」状態だ。子どもの可能性を引き出す、新しい教育システムを考える一冊。

「ピッカピッカ」の1年生ばかりじゃありません!?

成績はいいのに、席にじっとしていられない子。
嘘をついて友達を振り回す子。
親が付き添わないと授業を受けられない子。
……今の小学1年生や、小学校低学年の教室は、
われわれ大人が抱いているより、ずっと「困った」状態らしい。
しかしそれらは日本の教育システムに対する子どもたちからの警告であり、
本当に深刻なのは、
子どもの可能性を閉ざしている大人社会ではないだろうか。

学びとは何か、成長とは何か。
保育・教育の第一人者である著者が、
現状をレポートし、新しい教育のあり方を提言する。


【目次】
はじめに――「怖い」子どもが増えている理由
一章 「自分がわからない」まま育つ怖さ       
二章 もっと「怖い」日本の親たち 
三章 「怖い」小学生をつくった日本の学校 
四章 「小さな社会」が手応えをつくる 
五章 一人ひとりに物語のある学びを

【著者紹介】汐見稔幸(しおみ・としゆき)
1947年大阪府生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。現在、白梅学園大学学長、東京大学名誉教授。専門は教育学、教育人間学、育児学。育児や保育を総合的な人間学と位置づけ、その統合化=学問化を自らの使命と考えている。『はじめて出会う育児の百科』(小学館)、『子育てはキレない、あせらない』(講談社)、『子どもが育つお母さんの言葉がけ』(PHP研究所)など著書多数。

内容説明

子どもからのメッセージ、気づいていますか。なんのために勉強するのかわからない。そもそも授業がつまらない。親の過剰な期待に振り回されている。―「小一プロブレム」と呼ばれ、小学校低学年の教室で起こるさまざまな問題は、じつは「学びの面白さを感じられない」子どもたちからの違和感や抵抗のあらわれだ。子どもの可能性を引き出すために、今必要なものは何か。教育、子育てへの提言。

目次

第1章 「自分が分からない」まま育つ怖さ(小一プロブレムは日本だけの事件?;子どもは過剰な指示を受けている ほか)
第2章 もっと怖い日本の母親たち(毎日学校に送り迎え;お母さんの前では「いい子」 ほか)
第3章 怖い小学生をつくった日本の学校(かつては「すごい」先生がいた;「技は盗め」がプロフェッショナル ほか)
第4章 「小さな社会」が手応えをつくる(「楽な暮らし」に子どもたちを巻き込んでいる;右肩上がり社会との決別 ほか)
第5章 一人ひとりに物語のある学びを(伸ばすのはIQだけでなくEQも;「遊び」が混沌から秩序をつくる ほか)

著者等紹介

汐見稔幸[シオミトシユキ]
1947年大阪府生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。現在、白梅学園大学学長、東京大学名誉教授。専門は教育学、教育人間学、育児学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヨクト

22
うーん、もっと小学一年生のリアルについて書いて欲しかったなというのが素直な感想。ちょっとタイトルと内容に違いがあるかな。小学校教育全体について考察した感じ。確かに子供の興味のベクトルを押し殺し、手を繋いで仲良く並んで成長しようという教育では個性が埋没してしまってもおかしくないわな。2014/09/18

ぐっち

22
座っていられない小学1年生の話から、日本の教育批判に。私はゆとり教育にも賛成派(目的通りの教育ができればの話ですが)だし、園のほうが今の子どもに合っているいるという話はそうかもなあとも思いますが、じゃあどうすればいいのかの話は、ちょっと遠すぎだなあと思いました。2013/11/04

チェ・ブンブン

19
僕の小学生時代、高校時代が分析されている本。受験組は授業のレベルが低くて見下すようになる。そして、高度な問題には反発する。さすがに高校の僕は内容ない授業は読書でもってアカデミックにサボったが、幼稚園児と小学生でそれを求めるのは難しい。先生、グッドパフォーマーであれ。そして、ハイ調べ学習で伸ばせ!2013/12/03

GORIRA800

11
フランスでは赤ちゃんがハイハイしても褒めたりはしないという話がなかなか衝撃的だった 教育はまず感じることこそが大切だと思います そういう面では詰め込み教育のようにスピードばかり重視するのはダメだと思った 一直線のまままっすぐの方向に学ぶ、という学び方は本来の学びとはかけ離れているとは思う ある程度ゆったり、曲がりくねるように学ぶことが重要かな そのための9年間でしょう2022/06/09

ようこ

11
育児書などで愛読していた汐見先生の本ということでたのしみにしていた。しかし読んでまず気になったのが昔はよかった、外国はすばらしいということばかり。おっしゃることはわかるが非現実的なことを並べるよりまずいま何ができるかどうするべきかという目の前の一年生の力になりたいと思って読む人には脱力感必至2014/03/23

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