内容説明
ホールだけが、クラシックコンサートの場ではない。地域に根ざしたコンサートの主催者たちを訪ね、新しい文化事業のあり方とまちづくりを提言する。
目次
1章 あるプロデューサーの取り組み
2章 座談会 活動20年・会員500名に育まれるコンサートづくり
3章 全国の小規模民間主催者たち(楽友協会;今に生きるサロン;労音の挑戦;市場をにらんだ運営;コンサート制作のプロができること)
4章 本書を振り返って―対談 地方民間鑑賞団体はどこへ行く
著者等紹介
平井滿[ヒライミツル]
東洋大学、同大学院修士課程修了。1990年「鵠沼室内楽愛好会」を立ち上げ、地元のレストランを会場とするサロン・コンサートを企画・運営。以降現在まで世界中の第一線演奏者を招き、質の高い演奏を聴くことができるサロンとして、全国紙やNHKなどで紹介される。その経験を活かし公共ホールでのコンサートづくりにも手腕を発揮している
渡辺和[ワタナベヤワラ]
国際基督教大学、同大学大学院博士課程前期修了。室内楽や宗教音楽を中心にクラシック音楽のフリージャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。