出版社内容情報
《内容》 医療従事者は、患者の血液や体液に接触する機会が多く、観血的処置を行う頻度が高くなっているために、B型肝炎ウイルスをはじめ多くの血液を介する病原体に曝露される環境下にある。 本書は今日の視点から、改めてB型肝炎予防対策の実際と問題点を取り上げた。医療の現場における医師、歯科医師、看護婦、臨床検査技師の方々のHBV感染のリスクを回避するための必読書。
目次
1 ウイルス性肝炎―ウイルスの性状,感染および疫学
2 医療従事者におけるウイルス性肝炎
3 病院内諸施設のB型肝炎ウイルスの汚染状況
4 医療行為に伴うB型肝炎ウイルスの感染の危険性
5 一般的な院内感染の発生要因と総合的対策
6 感染性医療廃棄物の安全な処理
7 病院内B型肝炎ウイルス感染予防の概要
8 B型肝炎の感染予防対策の実際
9 C型肝炎の予防について
10 B型肝炎ウイルス感染予防のためのQ&A
11 病院内感染予防のための機器と処理方法の紹介