出版社内容情報
【目次】
内容説明
現代の名匠たちによる7年がかりの「和可菜」再生ドキュメント。1954年開業、2015年に惜しまれながら閉館した旅館「和可菜」。それは東京・神楽坂の江戸情緒残る細い路地裏にある。そこは昭和から平成にかけては多くの作家がカンヅメになる“ホン書き旅館”として親しまれた。「和可菜」閉館により立ち上がった一大事業の道程を集約した一冊。本書のための書き下ろし随想掲載。
目次
「和可菜」追想(脚本家・山田洋次を長い間支えてくれた「和可菜」の思い出(山田洋次)
路地裏にたたずむ“ホン書き旅館”―旧「和可菜」を偲んで)
「和可菜」再生(「和可菜」という奇跡―山田監督と利休と僕(隈研吾)
再生に向けて―プロジェクト始動)
「和可菜」継承(「和可菜」をめぐる人と人との出会い。不思議な縁(えにし)をいただいて(大樋年雄)
新たな命を吹き込む―金沢 大樋焼と共に)
茶室「晩晴庵」
「和可菜」再生座談会
「和可菜」四季の室礼




