出版社内容情報
本書は、純米吟醸酒の氾濫とそれを求める消費者の姿勢、メディアの報道姿勢に疑問を持ち、本当の吟醸酒を少しでも多くの人に知ってもらおうとの意図、また、著者が古希を前に銘酒遍歴の集大成として著したもの。所詮、お酒は嗜好品であるが、嗜好品であるが故に少しは知っておきたい、また、客観的に見ていきたい、との思い。本書によって、冷静な判断ができる“吟醸酒好き”、いや、“お酒好き” が一人でも多くなることを望む。
内容説明
吟醸酒がちょっと美味しくなる本。醸造工程の話をメインに実銘柄まで、一介の酒好きの視点でご紹介。甘いも辛いも、吟醸酒選びのご参考に…。
目次
第1章 吟醸酒ってどんなお酒?(吟醸酒って、いつ生まれたの?;吟醸酒のルール ほか)
第2章 酒好きの吟醸酒への独り言(再度、吟醸酒の種類;最近の酵母のこと ほか)
第3章 消費者の心情
第4章 風に吹かれて 実銘柄編
著者等紹介
蝶谷初男[チョウヤハツオ]
酒・散文士/将棋・観戦子。1951年10月、東京都墨田区小梅(現、向島)生まれ。ヨット雑誌社勤務後、コピーライターから広告代理店クリエイティブディレクターを経て、1999年1月よりフリーランス・ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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