内容説明
出かけよう!!城址をめぐる史話と伝説の旅PART2。上杉謙信と成田氏の争いの舞台(皿尾城・行田市)、徳川家康鷹狩りの休憩所(鴻巣御殿・鴻巣市)、大陸との交流から生まれた渡来人の城館(新羅王館・和光市)など秘話・写真を多数収録。
目次
足利政氏館―古河公方の見果てぬ夢“関東制覇”
菖蒲城―古河公方の最前線基地
幸手城―足利将軍家の血をひく名門一色氏の足跡
春日部氏館―春日部の名を永遠のものとした春日部重行ゆかりの館
本庄城―武蔵七党児玉党末裔の意地
別府城・東別府館―武蔵の名門宗家・成田氏を凌ぐ肥沃な土地の領主
中条氏館―鎌倉幕府貞永式目制定の功労者の館
久下氏館―熊谷直実と領地争いした運命の皮肉
忍城―「足軽一揆」を穏便に収めた殿様の苦悩
皿尾城―上杉謙信と成田氏に翻弄された小城〔ほか〕
著者等紹介
西野博道[ニシノヒロミチ]
東京都出身。早稲田大学大学院修了。現在、明治大学、早稲田大学エクステンションセンターほか講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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LUNE MER
14
前編と若干重複があるものの、まだまだあるぞ埼玉の城!という感じがたまらん。しかし、仕方のないこととはいえ、本書が刊行されてから年月が経っていることもあり、土地開発が進むことで様相が変わってしまった城址、特に陣屋レベルのものは僅かな名残すらも失われて説明板も撤去されてしまっているところや、地域住民と行政との摩擦が生じてしまっているところなど、厳しい現実も一部ある。本丸とか曲輪とか、当時を偲ばせる地名は極力残して欲しいなぁ。2022/01/24
y211
2
借り本(室)2018/03/22